都内マイホームブログ#9
設計事務所との出会いから、マイホームが建つまでをリアルタイムでつづっています。この記事は、シリーズ第9回です。
これまでの記事は、以下からご覧いただけます。
8回目の打ち合わせ内容
さて、昨日は久しぶりの打ち合わせでした。前回から、かなり日が開いていますが、この間に地盤調査などを行っています。
地盤改良費がかからなくて、ラッキーでした!
今日話し合ったのは、だいたいこんな感じです。
- 外壁
- キッチン機器
- 造作洗面のパーツ(水栓やボウル)
- トイレ・風呂
- タイル類
- 外壁
- 巾木
- ドア
- 壁の仕上げ
- 床材
- 玄関・外構タイル
- 水切り
- 雨どい
もりだくさん!
約4時間におよぶ長い打ち合わせでした
事前に設計事務所さんのほうで、おすすめの仕様をまとめた「提案シート」を作ってくださっていました。
それをひとつひとつ確認していったわけですが、確認するだけで恐ろしく大変で……。
設計事務所では自由自在に好きな使用を盛り込めますが、なんとなく「標準仕様」っぽいものはあります。「これをよく使っているよ」という感じの仕様ですね。例えば、我が家がお願いしている設計事務所は、こんな感じです。
- キッチンは造作
- 洗面は造作
- お風呂はサザナ
- トイレはTOTO
- ドアは造作または大建
けれども、一軒一軒オーダーメイドなので、提案シートを作るのは、本当に気の遠くなるような仕事だったと思います。
我が家は、機器類にはあまりこだわりがないので、おすすめのものを提案していただけるのはとても助かりました。お風呂もトイレもキッチンも、ショールーム巡りをするつもりはありません!
TOTOだけ、ピンポイントで行ってきます
巾木が造作だった!
今回の打ち合わせで驚いたのは、提案された巾木が「造作」だったことです。ちょっと感動。
造作巾木は、初めて聞いた!
巾木の色は、「壁合わせ」か「床合わせ」か迷うところですが、提案頂いたものが「床合わせ」だったので、そのままお願いするつもりです。
床の色に合わせて塗装してくれるそうです。
ハウスメーカーや工務店だと、何も聞いていないのに「太い巾木」が登場することもあるようですが、このあたりが、さすが設計事務所だなと思いました。
ドアは造作か既製品か選べる!
マイホームをお願いしている設計事務所さんでは、ドアは「造作」と「既製品」の2種類で見積もりを取ってくれます。
突然ですが、我が家の天井高は建築家さんの提案で、基本2200mm。そのため、2200mmの普通のドアが、まるで作り付けのようにぴったりおさまります。
ドアの色は、造作の場合は、壁と同じ色に塗装。既製品の場合は白です。
床の木は本物(突板か挽板)なので、木目シートにすると悪目立ちしてしまいます
10種類近い床タイルのサンプル
もうひとつ驚いたのは、床のタイルです。我が家の要望は……
タイルはグレーで、いい感じによろしくお願いします
という、なんともアバウトなもの。
今回設計事務所に行くと、なんと10種類近くのグレーのタイルのサンプルがありました。
- 濃いめグレー
- 薄めグレー
- 赤みのあるグレー
- 青みのあるグレー
- 艶あり
- 艶なし
- 素材感強め
- 素材感弱め
- ちょっと模様あり
外壁のサンプルや床材と合わせながら、ひとつひとつ検討していきます。このころには、妻は少し疲れ気味……。
これでいいんじゃない?
できあがってみたら、あまり大差ないのでは?
設計士さん曰く、「たしかに、大きな違いはないんですが、ひとつひとつこだわって丁寧に選んでいくと、全体で見たときに、やっぱり違いますよ」とのこと。
さすが。
さらりとおっしゃいましたが、言葉に重みがありました。
私たちの家のために、ここまで真剣に選んでくれるなんて、感無量です。
この設計事務所さんにお願いしてよかったと、改めて実感した瞬間でした
スケジュール、押し気味です
あらためて、今後のスケジュールを確認したところ、どうやら3月に入居は難しそう。
いったい、いつの間に遅れてしまったのでしょうか笑? 記憶にありませんが……笑
それとも、3月入居のつもりだったのは我々だけで、もともとこのスケジュールだったのでしょうか?
スケジュールがかっちりしている大手ハウスメーカーと比べると、このあたりは違いそうですね。こだわればこだわっただけ、時間はかかります。
そろそろ、建築の申請を上げるようです。
早く建ちますように!