【都内3階建て】採用注意の間取り4選

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今日は、都内3階建てにおいて、採用には慎重になったほうがよい間取りを4つご紹介します。

インスタグラムではやってて憧れるけど、3階建てとは相性が悪いかも

目次

セカンド洗面台

コロナ禍以降、セカンド洗面台をつける方が増えていますね。けれども、3階建ての場合、スペースも限られているので、セカンド洗面台をつけるかどうか迷う方も多いと思います。

洗面台が必要なシーンは、以下のとおりです。

洗面台を使う場面
  • 帰宅時
  • トイレ使用時
  • お風呂上り
  • 朝の身支度

ですので、「トイレがあるフロア」と、「帰宅動線上」、「お風呂の近く」に設置したいところです。特に、お風呂の近くの洗面台が、そのおうちのメイン洗面台になるのではないでしょうか?

ですから、セカンド洗面台をつけるかどうかは、お風呂の位置で考えるとスムーズです。

トイレについては、もし近くに洗面台があれば、トイレ内の手洗い場をカットできますね。

1Fにお風呂がある場合

1Fにお風呂がある場合、1Fに洗面台を設置すれば、セカンド洗面台をつける必要性は、あまりありません。かならずしも、帰宅動線上に洗面所ができるわけではありませんが、ワンフロアの面積は狭いので、すごく遠くなるということもなさそうです。

2Fにお風呂がある場合

2階に水回りを集中させた場合は、1Fにセカンド洗面台をつけると便利です。多くの場合、1Fにトイレがあると思いますので、トイレ内の手洗い場をカットして、1Fにセカンド洗面台をつけると1台で2役を担ってくれます。

3Fにメイン洗面台がある場合

3Fにメイン洗面台があるケースは少ないと思いますが、1Fにトイレがある場合は、やはりトイレ内の手洗い場をカットしてセカンド洗面台をつけるのが、経済的だと思います。

これは避けたい!

「2Fにお風呂、1Fと3Fにトイレ」の場合、トイレの手洗い場を含めると、手洗い場が3つになってしまいます。トイレの便器についている手洗い場は、コストはかかりませんが、掃除の手間はかかります。

トイレとお風呂はセットの位置にあったほうが、合理的です。

コストを下げたい場合、省スペースにしたい場合は、トイレと洗面台は1Fに持ってくるのがおすすめです。こうすることで、トイレ内手洗いとただいま手洗いを、ダブルでカットすることができます。

ランドリールーム

ランドリールームとは、洗濯物を干すための部屋のことです。外干しが減ってきたことに合わせて、採用する方が増えているようです。

しかし、都内ではそこまでのスペースがとれないという人も多いのではないでしょうか。ランドリールームがいらないのは、以下のような人です。

  • 洗濯物は乾燥機で乾かす
  • 浴室乾燥機を使う
  • 外干しがメイン

ガス乾燥機は省スペースですし、浴室乾燥機も追加のスペースは必要ありません。また、子供が小さいうちは、子供部屋をランドリースペースとして使用するのもおすすめです。来客が少ないなら、リビングの一角で干してしまうという手もあります。

都内狭小地では、ランドリールームはかなり贅沢な間取りです。

ルーフトップバルコニー

最近は、ベランダやバルコニーを採用する方が減っているようです。しかし、3階建ての場合、バルコニーによるメリットも大きいです。一方、ルーフトップバルコニーは、採用する人が減っています。

まず、バルコニーの採用が減ってきている理由は以下のようなものです。

ベランダのデメリット
  • 黄砂や花粉で、洗濯物を外干しできる期間が短い
  • ベランダの劣化が早く、メンテナンスが大変
  • バルコニーに出入りする「掃き出し窓」の機密性が低い

一方で、特に都内3階建ての場合、ベランダには以下のようなメリットもあります。

ベランダのメリット
  • アウトサイドリビングとして使える
  • 洗濯物を干せる
  • 2階リビングへの搬入口になる(冷蔵庫、ソファなどの搬入)
  • 通行人からの目隠しになる
  • 1mまでは建蔽率に加算されない

狭小3階建てには、メリットも多いです!

それでは、2F、3F、屋上の順番に、バルコニーの特徴を分析してみます。

2Fバルコニー

都内の3階建ては、階段が狭いことが多いため、冷蔵庫などの搬入が大変です。そのため、一般的には2階にベランダやバルコニーを勧められることが多いようです。

階段から搬入できない場合、クレーンで窓から搬入します

2Fベランダをなくしたい場合、2階にお風呂を設置している場合は注意が必要です。お風呂は、冷蔵庫よりもさらに大きいですので、リフォームのときの搬入に困ることがあります

また、前面道路の人の往来が多い場合、人目が気になってしまうので、下側からの視線を遮ることができるベランダのメリットは大きいです。

しかも、1mまでは建蔽率に入らないので、ベランダを作ることで、少しだけ広い家が建てられます。

バルコニーやベランダを作ることにした場合、せっかくなら2Fリビングが広々見えるような工夫をしたいですね。「フルフラットにする」「天井と軒の柄を合わせる」など、開放感を出すコツは以下でご紹介しています。

3Fバルコニー

一方、3階のバルコニーについては、メリットは少ないように思います。ただ、3階にバルコニーをつけることで、2階のバルコニーに屋根ができます。

3Fリビングの場合には、2Fバルコニーと同様のメリットがあるので、採用もおすすめです。道路斜線規制があり3階の部屋が広くできない場合でも、屋根なしバルコニーであれば作れる可能性があります。

ルーフトップバルコニー

ルーフトップバルコニーは、屋上のことです。少し前には、「庭替わりになる」と人気でした。しかし、最近は、採用される方が減っているようです。

バルコニーのメンテナンスの大変さが浸透してきたためと言われています

また、ルーフトップバルコニーの使い勝手は、あまりよくありません。2Fリビングから、2階分階段をのぼることになりますので、食事を運ぶのも大変です。屋上でバーベキューをすれば、近隣迷惑になってしまうかもしれません。結局あまり使わなかったという声が多いです。

3階リビングにして、屋上へのアクセスが良くなれば、使用頻度を上げることができるかもしれません。

家族用玄関

インスタグラムでよく見かける、家族専用玄関。シューズクロークをウォークスルーにして、家族はそちらから出入りする、というものです。家族用玄関を採用することによって、メインの玄関がすっきりします。お客様にはメインの玄関を使ってもらいます。

画像引用元:クレバリーホーム

都内3階建てでは、採用する余裕がない場合が多いです。また、狭いスペースに無理やり家族用玄関を設けてしまうと、使いづらいため、結局メインの玄関がちらかってしまう、ということもあるようです。

都内3階建てでは、基本的にスペースが限られます。「客用玄関」「客間」など、「来客用」を採用する場合には、慎重に検討する必要があります

都会は、人間関係が希薄な気がします。地方よりもお客さんが少ないことも多いのではないでしょうか?

子供が小さいうちは、子供部屋が客間の機能を果たせます。親戚や友人が数日泊まりに来るのであれば、その間だけ、子供部屋を使ってもらってもいいですね。

まとめ

都内3階建てで、注意したい間取りを4つご紹介しました。面積が限られる、都会の家。本当に大切なものだけ厳選したいですね。

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