土地探しに疲れた私が、理想の土地に出会った方法

  • URLをコピーしました!

条件としてはあるはずなのに、探しても探しても、理想の土地が見つかりません……

毎朝、毎晩、SUUMOとathomeと、地域の不動産仲介のHPを見続ける日々。気づけば土地探しを始めてから1年以上が経っていて、もうこのまま土地は見つからないんじゃないか、と感じていました。

長男はもう小学生になっていたこともあり、「土地が見つかるころには、子供たちはすっかり大きくなってしまって、一番住みたい時期にマイホームに住めない」と絶望したこともあります。

でも、そんな我が家も、1年半かけて、希望の土地に出会うことができました!

土地探しに行き詰った時に、我が家がやったことをご紹介します。

目次

別の不動産会社に登録する

あなたが今、登録している不動産仲介会社は何社ですか?

もし1社だけなら、登録先を増やしましょう。

不動産仲介会社は、非公開の土地情報を持っていることがあります。たくさんの不動産会社から紹介を受けることで、非公開の土地に出会える可能性が高まります。

最初は複数に登録することに罪悪感があったのですが、結局、6社くらいにお願いしました

正直、紹介される土地の95%は同じものです。しかし、残りの5%未満は非公開です。

この残りの5%に出会うために、不動産仲介に登録しましょう。

都内23区の方であれば、我が家が最終的にお願いした不動産仲介さんをご紹介できます。ご興味がある方は問い合わせフォームよりご連絡ください。

近隣を練り歩く

不動産仲介会社のなかには、土地所有者と交渉してくれるところもあります。

ですから、希望する立地を練り歩いて、気に入った古家や空き地があったら、不動産仲介会社に打診をしてみるのも手です。

自分で交渉するのはハードルが高いですし、その後の売買手続きも不安です

狙うのは、管理があまりされていないような古家です。人が住んでいない家は、外から見ても、なんとなくわかります。

交渉できそうな古家
  • 古い
  • 一部が壊れている
  • シャッターが下りたまま
  • 窓ガラスにガムテープ
  • 雑草が生えている
  • 洗濯物が出ていない

また、現在は人が住んでいても、高齢などの理由で、住み替えを検討している可能性もありますので、気になる古家があったら不動産仲介会社さんに相談してみるとよいですね。

古家を探して交渉する場合の注意点は、以下のとおりです。

  • すべての不動産仲介が対応してくれるわけではない
  • 家が建っていると土地の広さがわかりにくい
  • 価格や広さはわからない
  • 土地が広すぎると、分割などの手間が生じる
  • 土地が手に入るまでタイムラグがある

古家が建っている状態だと、「希望通りの広さ」かどうかわかりにくいです。希望より広いと、価格が高くなったり、分割の手間と費用が生じたりしてしまいます。

また、良い土地が見つかったとしても、契約の手続きや、境界線の確定などで、実際に土地が手に入るまではかなり時間がかかることを覚悟しておきましょう

一方、その間におおまかに家を設計して、土地の引き渡しからすぐに工事に入れることはメリットです。

ハウスメーカーの検討をする

土地が決まる前に、ハウスメーカーを検討しておくことには、大きなメリットがあります。

  • ハウスメーカーと土地探しができる
  • ローンと家賃の二重払い期間を最短にできる

ハウスメーカーと土地探しができる

ハウスメーカーの持っている土地情報は少ないので、新しい土地との出会いを期待することはできません。

しかし、ハウスメーカーの土地探しの視点は、不動産仲介会社とは異なります。

ハウスメーカー:いい家が建つかどうかを重視
不動産仲介会社:土地の資産価値を重視

仲介さん

この土地は窪地で日当たりはイマイチですが、前面道路は公道ですし、きれいな長方形の土地は人気ですよ!

営業さん

日当たりは設計の工夫で解決できますよ! 間口が広いので、間取りが自由に作れそうです。斜線規制の影響も少ないですね。暮らしやすい家になりそうですよ!

土地探しのパートナーを変えることで、これまでと違う視点で土地を探すことができます。これまで見た土地の中でも、視点を変えればよい土地があるかもしれません。

ローンと家賃の二重払い期間を最短にできる

ハウスメーカーをあらかじめ選定しておくと、土地が決まってからすぐに家を建て始めることができます。そのため、家賃とローンの二重支払い期間を短くすることができます。

土地の申し込みから引き渡しまでは、早ければ1カ月ほど、遅くとも半年ほどです。そして、土地の引き渡しが完了すると、ローンが始まります。

一方、ハウスメーカーの選定には約1カ月、建物の設計には4カ月以上かかります。

当然、設計が終わるまで、工事を始めることはできません

ですから、先にハウスメーカーを決めておくことで、2カ月~6カ月分の家賃を節約できます。家賃が20万であれば、最大120万円分も節約できるのです。

工務店・ハウスメーカーの探し方については、以下の記事で解説しています。(都内3階建て向けですが、ほかの地域の方にも参考になると思います)

土地探しを休む!

土地探しに疲れたら、休むのも手です。

そもそも土地が出てくるかどうかは、あなたの努力でどうにかなる問題ではありません

だからこそ、頑張っても頑張っても報われず、疲れてしまうのです。

ですから、土地探しは不動産仲介会社とハウスメーカーに任せて、もっと自分でコントロールできることに力を使うのもいいですね。(ただし、休む前に複数の不動産仲介会社に依頼をしておきましょう!)

  • 仕事に打ち込む
  • 楽しい旅行の計画を立てる
  • 資格を取る
  • ブログを書く
  • SNSで発信する

けれど、「どうしてもマイホームのことが頭から離れない」ということもあると思います。

そんなときは、来るべきマイホーム購入にそなえて、インテリアコーディネーターの資格を取ったり、カラーコーディネートの勉強をしたり、宅建やファイナンシャルプランナーの資格を取ってみるのもおすすめですよ。

どうやって見つけたの?

さて、最後に、土地探しに疲れた私たちが、最終的にどのようにして理想の土地にであったかもご紹介しておきます。

私は、土地探しに疲れ果てて、思い切って休むことにしました。「不動産仲介からの連絡を待ち、1日に1回だけSUUMOを見る」そんな状態でした。

理想の土地を見つけた方法は、裏技でもなんでもありません。ごくごく普通にSUUMOで見つけました。高額で手が届かなかった土地が、ある日突然、価格改定をして、予算の圏内に入ってきたのです。

私の場合、休み始めて2カ月もたたないうちに、候補地が見つかりました。そして、それまでの困難が嘘のように、とんとん拍子で契約まで進みました。

そう、土地が見つかるかどうかは、あなたの努力とは比例しないのです。そして、決まってからは早いです。

これはもう、漁みたいなものです。網だけしかけておいて、あとは待つのみ。ポイントは、網をたくさんしかけておく(=不動産仲介にたくさん登録しておく)ことくらい。

まとめ:土地探しに疲れたときにやること

土地探しに疲れたときにできることを4つ、ご紹介しました。

土地探しに疲れたときにやること
  • 別の不動産会社に登録する
  • 近隣を練り歩く
  • ハウスメーカーの検討をする
  • 土地探しを休む!

土地探しに時間がかかると辛いですが、実は、悪いことばかりでもありません。以下の記事では、土地購入を振り返って、「土地探しに時間がかかったメリット」をご紹介しています。

土地探し中の方は、以下の記事も参考にしてくださいね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

広告

目次