タマホームとオープンハウスって、どちらもローコストだけど、どう違うの?
価格だけで言えば、オープンハウスのほうが安いです!
比較ポイントについて、それぞれまとめました
- タマホームとオープンハウスの価格比較
- タマホームとオープンハウスの性能比較
- タマホームとオープンハウスの標準仕様比較
- タマホームとオープンハウスの人気度比較
- タマホームとオープンハウスの特徴比較
- あなたにはどちらがおすすめ?
タマホームとオープンハウスを徹底比較!
タマホームとオープンハウスの価格比較
当サイトで調査した坪単価は以下のとおりです。
- タマホーム:約63.5万円
- オープンハウス:約66万円
一見すると、タマホームのほうが安く見えるかもしれませんが、ここには落とし穴があります
タマホームのメインの層は「2階建て」であるのに対し、オープンハウスのメインの層は「3階建て&準防火地域」なのです。
- 3階建て:価格2割増し
- 準防火地域:価格1割増し
3階建て&準防火で建てると、3割増しくらいの価格になります……
以上のような事情から、タマホームで3階建て&準防火仕様の建物を建てようとすると、オープンハウスよりも高くなるでしょう。おそらく、坪単価は80万円を超えると思います。
オープンハウスの坪単価や、100平米3階建てで試算した価格などは、以下で詳しく解説しています。
タマホームとオープンハウスの性能比較
両社の標準の性能を、以下の表にまとめました。
タマホーム | オープンハウス | |
---|---|---|
耐震等級 | 等級3 | 等級1(セミオーダー) 等級2(建売) |
断熱等級 | 等級5 | 等級4 |
気密性 | 情報なし | 情報なし |
断熱等級4だと、寒いと感じる方が多いと思います
標準仕様のままの場合、タマホームのほうが性能がよいです。
タマホームとオープンハウスの標準仕様(設備)比較
続いて、タマホームとオープンハウスの設備を比較してみました。
タマホーム | オープンハウス | |
---|---|---|
キッチン | タカラスタンダード リクシル クリナップ(ステディア) EIDAI | クリナップ(ステディア) |
お風呂 | TOTO タカラスタンダード パナソニック リクシル | リクシル 積水ホームテクノ |
トイレ | TOTO リクシル | TOTO リクシル |
洗面台 | リクシル パナソニックのシーライン TOTOのVシリーズ | リクシル パナソニックのシーライン |
タマホームも、オープンハウスも、標準の価格内できちんとしたメーカーの製品を選べます
タマホームのほうが、キッチンの選択肢がたくさんありますね!
設備のランクはほとんど同じ
キッチンの項目を見てみると、どちらもクリナップのステディアが標準で選べます。また、洗面台では、どちらもパナソニックのシーラインが選べます。
以上のことから、標準採用されている設備のランクは、ほとんど変わらないと考えられます。
ただ、タマホームの「大安心の家」の場合、トイレが標準でタンクレスとのことなので、少しだけタマホームのほうがいいものをつけているかもしれません。
タマホームとオープンハウスの人気度比較
最後に、人気度の比較です。
両社の年間施工棟数を見てみると、以下のとおりです。
1万棟を超える建築会社は少なく、両社ともとても人気のあることが伺えます
ただし、詳しく内容を見てみると、タマホームは注文住宅が多く、オープンハウスは建売が多いです。注文住宅部門としては、タマホームのほうが人気なのかもしれませんね。
タマホームとオープンハウス 強み・特徴の比較
どちらもローコストで人気の会社ですが、少しずつ特徴が違うので、一覧にしました。
タマホーム | オープンハウス | |
---|---|---|
エリア | 全国 | 首都圏 関西 名古屋 |
階数 | 平屋・二階建て | 三階建て・二階建て |
戸建てタイプ | 注文住宅が約9割 | 建売も多い |
備考 | 二世帯もある | 狭小地に強み |
キャッチコピー | ハッピーライフ、ハッピーホーム 品質も、価格も、叶う家 | 便利地、好立地 東京に、家を持とう |
タマホームはハウスメーカー、オープンハウスは総合不動産グループで、不動産仲介のイメージも強いですよね
どっちがおすすめ?
タマホームとオープンハウスの違いがわかりました!
でも、我が家にはどっちがおすすめですか?
最後に、それぞれのハウスメーカーが、どのようなタイプの方におすすめかをまとめます。
- 郊外・地方で建てる
- 平屋や二階建てを希望している
- 二世帯住宅を建てたい
- 35坪以上
- 家の品質を重視
- 狭小地に建てる
- 首都圏または都心で建てる
- 3階建てを希望している
- 立地・資産性重視
タマホームは、品質がよいので、「価格は抑えたいけれど、家の品質も大事だ」と考えている方におすすめです。一方、オープンハウスは、3階建てや狭小住宅のノウハウを豊富に持っています。都心に住む方におすすめです。
狭小地は特殊な条件が多いので、ノウハウが必要です
- 2階建てとは違う消防法の規制がある
- 家具の搬入やエアコン設置などのトラブルが起きやすい
- 斜線規制などへの配慮が必要
- 住宅密集地のノウハウが必要
オープンハウスでマイホームを検討している方は、ぜひ以下の記事もどうぞ。この記事を読むことで、間取りの後悔を減らし、限られた予算を必要なオプションに適切に振り分け、施工不良を防ぐことができます。
タマホームを検討中の方は、住宅展示場に行く前にぜひ以下の記事をどうぞ。