ダイワハウスって、どんなハウスメーカーですか? まだハウスメーカーを探し始めたばかりで、「ダイワマン」しか知りません。わかりやすく特徴を教えてください!
ダイワハウスは、高級大手ハウスメーカーです。鉄骨造が主力でしたが、最近は木造住宅や、断熱性能の強化にも力を入れています。
「一条工務店並みの断熱性能が欲しいけど、自由度も欲しい!」という方や、「木造でも長期サポートが欲しい」という方におすすめです。
ダイワハウスの7つの特徴
ハウスメーカーを探し始めたばかりの人でもわかりやすいよう、ダイワハウスの特徴を7つにまとめました。
- ハイコストのハウスメーカー
- 木造も鉄骨も!商品の幅が広い
- 断熱性能が業界最高レベル
- 耐震性能〇
- 自由度が高め
- アフターサービスがいい
- 設計士&インテリア担当
ひとつずつ、順番に解説していきます。
特徴1.ハイコストのハウスメーカー
ダイワハウスは、知名度もコストも高い大手ハウスメーカーです。価格帯としては、積水ハウスや三井ホーム、住友林業あたりと同じくらいです。
もともとは、工業化された鉄骨造の住宅に強みがありましたが、最近は「自由度の高い高級木造住宅」を打ち出しています。2021年に発表された商品「MARE」では、厳選されたトップクリエイター集団が設計・デザインを担当します。
MAREは、設計事務所的な雰囲気を打ち出していますよ
特徴2.木造も鉄骨も!商品の幅が広い
もともとは工業化された鉄骨造の住宅がメインで、自由度もそこまで高くありませんでした。しかし、近年はMAREをはじめ、自由度の高いおしゃれな高級住宅も取り扱っています。
鉄骨も木造も、どちらも力を入れているという印象があります
このような「商品の幅広さ」が特徴のひとつです。
さらに、ダイワハウスには、注文住宅と規格住宅のほかに、セミオーダー住宅も取り扱いがあります。セミオーダーや規格住宅でも、鉄骨か木造か選べます。
注文住宅、規格住宅、セミオーダー住宅それぞれの違いは、ざっくりと以下のとおりです。
- 間取りをゼロから作る
- 設備や仕様を選ぶ
- 自由にオプションを加える
- 5000通りの間取りの中からベースの間取りを選ぶ
- 好みの変更を加える(窓の大きさや細かい間取りの調整など)
- 10種類のインテリアスタイルから選ぶ
- 13種類の外観から好きなものを選ぶ
- オプション選択肢の中から欲しいものがあれば追加
- 5000通りの間取りの中から好みのものを選ぶ
- キッチンなどの設備を選ぶ(3択くらい)
- 10種類のインテリアスタイルから選ぶ
- 13種類の外観から好きなものを選ぶ
セミオーダーでは、人気のオープンキッチンや乾太くん(ガス乾燥機)などのオプションが選べます
特徴3.断熱性能が業界最高レベル
ダイワハウスは、もともとは断熱性能に強みのある会社ではありませんでした。
しかし、ここ数年で一気に断熱性能を強化している印象です。
国が設定している断熱等級は7まであり、数字が大きいほど「断熱性能が高い」ということになります。ダイワハウスは、なんとこの断熱等級7に対応しているのです。
断熱等級7に対応しているのは木造のみですが、鉄骨造も断熱性能にはこだわっていそうですよ
大手ハウスメーカーであっても、「断熱等級7」に対応している会社はわずかです。当サイトの調査では、大手で公式HPで「断熱等級7」をうたっているのは、一条工務店とダイワハウスの2社のみ。
ほかのハウスメーカーと比較すると、どれだけ断熱性能が高いかがわかると思います。
- 一条工務店:断熱等級7対応
- ダイワハウス:断熱等級7対応
- 積水ハウス:断熱等級6対応
- 三井ホーム:断熱等級6対応
- 住友林業:断熱等級5対応
- タマホーム:断熱等級5対応
ちなみに、2024年に家を建てるのであれば、断熱等級5以上ほしいところ。「等級6」や「等級7」は断熱性能にこだわった人が建てるというイメージです。
特徴4.耐震性能〇
大手ハウスメーカーはだいたいどこも耐震等級3になっていますが、ダイワハウスももちろん、耐震等級3です。安心して住むことができますよ。
特徴5.自由度が高め
ダイワハウスは、比較的自由度が高い(間取りの制限が少ない)ハウスメーカーです。
鉄骨造は工場でパーツを作りますので、自由度は低めですが、一方で大きな空間を作りたいのであれば鉄骨造がおすすめです。
木造は自由度の高さを売りにしています。ハウスメーカーなので、もちろん設計事務所のようにはいきませんが、十分な自由度がありますよ。特に、「一条工務店の断熱性能に惹かれているけど、自由度の低さがネック」という方には、ダイワハウスがおすすめです。
特徴6.アフターサービスがいい
ダイワハウスは、もともとは鉄骨のハウスメーカーです。鉄骨は木造と比べて、耐久性が高いです。そのため、ヘーベルハウスをはじめとする鉄骨系のハウスメーカーは、アフターサービスが充実していることが多いです。
ダイワハウスは鉄骨系でありながら木造も展開しているので、アフターサービスはとても充実しています。初期保証は30年で、延長することで60年以上ずっと保証を受けられます。
特徴7.設計&インテリア担当がいる
ダイワハウスでは、チーム体制であなたの家づくりをサポートしてくれます。
つまり、設計士さんがあなたの土地にぴったりの間取りを描き、インテリアコーディネーターがあなたの好みに合わせて内装を提案してくれます。
ハウスメーカーによっては、インテリアコーディネーターがいないこともありますし、営業が間取りを描くこともあります。ダイワハウスでは、それぞれの道のプロが対応してくれますので、安心感があります。
ダイワハウスの特徴まとめ
ダイワハウスの特徴を7つにまとめました。
- ハイコストの大手ハウスメーカー
- 商品の幅が広い
- 断熱性能◎
- 耐震性能〇
- 自由度が高め
- アフターサービスが充実している
- 専属の設計士とインテリアコーディネーターがいる
ダイワハウスは、家の性能が高く、商品の幅も広いハウスメーカーです。「一条工務店並みの断熱性能が欲しいけど、自由度も欲しい!」という方や、「木造でも長期サポートが欲しい」という方におすすめです。
ダイワハウスと比較したいハウスメーカーは?
「ダイワハウスがいいな」と思っても、大多数の方がほかのハウスメーカーと比べて選ぶと思います。ダイワハウスとよく比較されるハウスメーカーは、以下のとおりです。ダイワハウスは大手なので、同じく大手と比較される方が多いようです。クリックすると、当サイトの分析記事に飛べます。
ハウスメーカーは2~3社比較しよう
家を建てたいけど、どこのハウスメーカーがいいのかわからない!
工務店やハウスメーカーを探し始めると、どの会社も「うちで建てる家は暖かくて、地震に強くて、デザインの自由度も十分です」と語ります。
しかし実際には、「暖かい」にもかなり幅があるし、「地震に強い」「自由度が高い」にもかなり幅があります。
むこうも商売なので、「いいこと」しか言わないのは当たり前
だから、家を建てるあなたが、しっかりと勉強して、自分にぴったりのハウスメーカーを見つけなければいけません。
わたしたちは、計6社から間取りと見積もりをとりました。1社目より2社目、2社目より3社目。比べれば比べるほど、知識がついて、自分たちにとって、何が大切なのかがわかりました。6社目でようやく、ぴったりだと思える建築会社を見つけることができました。けど、正直時間もかかりましたし、少し遠回りしたかなと思います。
アンケートによれば、2~3社から見積もりをもらい、ハウスメーカーを決めている方が多いです。でもその2~3社は、どうやって見つければよいでしょう? 最初は資料請求でたくさんの会社を見て、そこから2~3社に絞り込めば、たくさんの中から自分にぴったりのハウスメーカーが見つけやすいです。
一括資料請求のなかには、間取りまで用意してくれるものもありますよ。下のコラムでは、各社の資料請求を比較しています。