【初心者向け】ヘーベルハウス8つの特徴

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ヘーベルハウスって有名ですよね。まだハウスメーカーを探し始めたばかりで、わからないことだらけです。大事なとこだけわかりやすく説明してください!

ヘーベルハウスは、鉄骨造の家を作っている大手ハウスメーカーです。鉄骨造で検討しているなら、真っ先に候補にあがるメーカーのひとつではないでしょうか。ヘーベルハウスの家は高価ですが、安心安全で、長く住めるので、とても人気がありますよ。

今回は、ハウスメーカーを探し始めたばかりの方でもわかりやすいように、ヘーベルハウスの特徴をまとめました。

ヘーベルハウスの特徴
  • 高価格帯の大手ハウスメーカー
  • 重量鉄骨&軽量鉄骨
  • 耐震性◎、耐火性◎
  • アフターフォローがよい
  • 断熱性△~〇
  • デザイン性は高くない
  • 間取りの自由度は、高くはない
  • 営業×設計士×インテリアコーディネーター
目次

特徴1.高価格帯の大手ハウスメーカー

ヘーベルハウスは、大手ハウスメーカーの中でも特に高い部類に入ります。

坪単価は100万以上かかると思います

鉄骨造というのは、木造と比較して高くなりますので、大手ハウスメーカーの中でもさらに価格が高い印象があります。

また、鉄骨造は耐用年数は長いですが、解体するときにも木造よりもお金がかかりますので、そういった意味でも高額になります。

特徴2.重量鉄骨&軽量鉄骨のみ

ヘーベルハウスには、木造の取り扱いはありません。

ヘーベルハウスで取り扱いがあるのは、鉄骨のみ。鉄骨を取り扱っているハウスメーカーや工務店は少ないので、鉄骨を希望しているのなら真っ先に検討するハウスメーカーだと思います。

ちなみに、木造と比較したときの鉄骨のメリット・デメリットは以下のとおりです。

鉄骨造のメリット鉄骨造のデメリット
地震に強い
火に強い
長く住める
シロアリ被害が少ない
木造より高い
解体費も高い
断熱性が低くなりがち
取り扱い工務店が少ない

特徴3.耐震性◎、耐火性◎

上のメリット・デメリットでもご紹介しましたが、鉄骨のメリットは、耐震性能が高いことと、耐久性が高いこと。そのため、同じ家に長く住み続けることができます。

また、木よりも燃えにくいので、耐火性もあります。

そのため、ヘーベルハウスは、「安心・安全な家」、「災害に強い家」に住みたい方におすすめです。

特徴4.アフターフォローがよい

ヘーベルハウスは、耐久性が高いので、長く住み続けることができます。ヘーベルハウスもそれを前提として商品を作っているので、アフターフォローも充実しています。

一般的な大手ハウスメーカーでは長くても保証は30年ですが、ヘーベルハウスではなんと最長60年も保証がつきます。

特徴5.断熱性△~〇

金属は、木と比べて熱を伝えやすいです。そのため、鉄骨造の家の場合、断熱性能が低くなりがちです。

ヘーベルハウスは寒いという印象を持っている方もいますが、近年はかなり改善されてきているようです。

公式サイトによれば、ヘーベルハウスのUA値は0.6以下(数値が低いほうが高性能です)。断熱等級に換算すると、等級5(※関東エリア)相当です。

等級6や等級7は、断熱性能にこだわった人が建てるというイメージなので、大きなこだわりがなければ、十分な断熱性能があります。

基本的には十分な性能ですが、東京よりも寒いエリアで建てる場合には、少し物足りないかもしれません

断熱性能にこだわるなら

断熱等級6や7を希望する方は、以下の建築会社を検討してみてください。(リンクをクリックすると、当サイト内の解説記事に飛びます)

特徴6.デザイン性は高くない

ヘーベルハウスの売りは「強度」ですが、「デザイン性」という観点から見ると、そこまで高くはない印象があります。

外壁は「へーベル板」のみ

ヘーベルハウスで選べる外壁はコンクリート製の「へーベル板」1種類しかありません。へーベル板は、耐火性と耐久性に優れていますが、どれも似たような外観になってしまうというデメリットがあります。

見る人が見れば、一目で「ヘーベルハウスの家だな」とわかってしまうようです。

そのため、おしゃれな外観にしたい方や、個性的な家を求める方の場合、物足りなく感じることもあると思います。

建具などの選択肢が少ない

建具とは、「ドア」や「作り付けの家具」などのことです。ヘーベルハウスは、この建具の選択肢が少なく、またデザインもいまいちと感じることがあるようです。内装にこだわりたい方は、あらかじめどのようなものが選べるか確認しておくと安心です。

キッチンについては、LIXIL、トクラス、ヘーベルハウスのオリジナルキッチンが選べます(契約の時期やエリアによって異なる可能性があります)。

特徴7.間取りの自由度は、高くはない

ヘーベルハウスは鉄骨造です。工場で作って、現場で組み立てるスタイル。

工場で作っているので、そこまで自由度は高くありません。家づくりをしている途中で、「間取りの制限が多い」と感じる方も多いようです。

一方、構造がしっかりしているので、2階部分を1階より大きく作るオーバーハングや、大開口には強いです。

契約前に、希望の間取りを実現できるか、しっかり確認しておきましょう。

特徴8.営業×設計士×インテリアコーディネーター

ヘーベルハウスでは、チーム体制であなたの家づくりをサポートしてくれます。

つまり、
営業さんが家の紹介をし、
設計士さんがあなただけの間取りを描き、
インテリアコーディネーターが内装を提案してくれます。

ハウスメーカーによっては、インテリアコーディネーターがいないこともありますし、営業が間取りを描くこともあります。ヘーベルハウスでは、それぞれの道のプロが対応してくれますので、安心感があります。

まとめ:ヘーベルハウスの特徴&強み

ヘーベルハウスの8つの特徴をまとめました。

ヘーベルハウスの特徴
  • 高価格帯の大手ハウスメーカー
  • 重量鉄骨&軽量鉄骨
  • 耐震性◎、耐火性◎
  • アフターフォローがよい
  • 断熱性△~〇
  • デザイン性は高くない
  • 間取りの自由度は、高くはない
  • 営業×設計士×インテリアコーディネーター

ヘーベルハウスの家は、地震や火事などの災害に強いです。価格は高いですが、「安全性」を重視している人に選ばれている印象です。

ヘーベルハウスの家は寿命が長いので、その間に家族が増えたり、生活スタイルが変わる可能性が高いです。生活スタイルの変化に対応しやすい間取りにしておくと安心ですね。

ヘーベルハウスとよく比較される競合ハウスメーカーには、以下のようなものがあります。クリックすると、当サイトの解説記事に飛べます。

特に同じく大手で鉄骨の取り扱いがある「積水ハウス」と比較される方が多いです

自分にぴったりのハウスメーカーを見つけるために

家を建てたいけど、どこのハウスメーカーがいいのかわからない!

工務店やハウスメーカーを探し始めると、どの会社も「うちで建てる家は暖かくて、地震に強くて、デザインの自由度も十分です」と語ります。

しかし実際には、「暖かい」にもかなり幅があるし、「地震に強い」「自由度が高い」にもかなり幅があります。

むこうも商売なので、「いいこと」しか言わないのは当たり前

だから、家を建てるあなたが、しっかりと勉強して、自分にぴったりのハウスメーカーを見つけなければいけません。

わたしたちは、計6社から間取りと見積もりをとりました。1社目より2社目、2社目より3社目。比べれば比べるほど、知識がついて、自分たちにとって、何が大切なのかがわかりました。6社目でようやく、ぴったりだと思える建築会社を見つけることができました。けど、正直時間もかかりましたし、少し遠回りしたかなと思います。

アンケートによれば、2~3社から見積もりをもらい、ハウスメーカーを決めている方が多いです。でもその2~3社は、どうやって見つければよいでしょう? 最初は資料請求でたくさんの会社を見て、そこから2~3社に絞り込めば、たくさんの中から自分にぴったりのハウスメーカーが見つけやすいです。

一括資料請求のなかには、間取りまで用意してくれるものもありますよ。下のコラムでは、各社の資料請求を比較しています。

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