【3階建ての家】トイレは何階がおすすめ? 1つでも大丈夫?

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3階建てのトイレ、何階がいい?1つでは足りないかな?

結論から言うと、以下の順番で人気があります。

  • 1階と2階にトイレ
  • 1階と3階にトイレ
  • 2階にトイレ(1つのみ)

便利に感じるトイレの位置は、生活スタイルによって変わってきます。それでは、トイレの位置を考えるときに大切なポイントや、注意点を考察していきましょう!

目次

トイレの位置を決めるときに考えること

トイレは好きな階におけると思うかもしれませんが、排水や工事のことを考えると、トイレの配置に制限が出てきます

水圧や排水

地下1階、地上2階建ての場合、排水の観点から、トイレを地下に置くのは望ましくありません。

また、3階にトイレを置く場合、トイレ自体はあまり問題ありませんが、お風呂を置くと水圧が低くなってしまうことがあります。

トイレは地上階に置くのが基本!

お風呂とトイレの位置関係

結論から言うと、お風呂とトイレは、近くにあると便利です。

トイレとお風呂が近いと便利な理由
  • お風呂の前にトイレに行くことが多いから
  • トイレ内の洗面を省くことができるから

お風呂の前にトイレに行く方も多いのではないでしょうか? そんなとき、お風呂とトイレが近くにあるほうが、動線がスムーズです。

また、お風呂場の手前には、洗面を設けていることが一般的です。トイレが洗面の近くにあると、トイレ内の手洗い場を省くこともできますよ。

3階建てで、トイレ1つの場合

3階建てを計画している場合、スペースが限られているため、トイレの数を1つにしたいと考える方もいるでしょう。

トイレが1つという場合、1階か2階に置くことが多いようです。3階においてしまうとかなり不便なので、よほどの事情がない限りはやめておきましょう。

トイレ1つ3階のデメリット
  • 帰宅前後すぐにトイレに行けない
  • 2階のリビングからも遠い

それでは、1階か2階かどちらがいいのでしょうか? これは、生活スタイルによっても変わってくると思います。考察してみましょう!

ケース1:1階にトイレ

メリットデメリット
帰宅前後が便利
リビングへの音漏れ・匂い漏れの問題が起きない
1F主寝室からのアクセスが良い
3階から遠い(夜間の転落が心配)

1階にトイレを置く場合、帰宅後に急いでトイレに行きたいときにも便利です。また、リビングから離れているので、音漏れなどの心配もありません。お客さんにも気軽に使ってもらうことができます。

都内3階建てのよくある間取りは、1階にガレージ+主寝室、2階にリビング、3階に子供部屋です。

主寝室は1階にある場合が多いので、夜にトイレに行きたくなったときに便利です。ただ、子供部屋(3F)からのアクセスは悪いです。夜トイレに行きたくなったとき、階段を2階分下りないといけないので、少し危険です。

小さいときは1階で寝るなどの工夫をするとよいですね。

特に子供は、お出かけ前に急にトイレになったりするので、玄関近くにあると助かりますね

ケース2:2階にトイレ

メリットデメリット
家中どこからでも近い音漏れ・匂い漏れの心配
寝室からは階段でアクセス(転落の懸念)

トイレを1つだけの場合、2階がおすすめされることが多いようです。なぜなら、2階は、1階からも3階からもアクセスが良いからです。

階段の近くにトイレを配置しておくと、1階や3階からのアクセスが良くなるので、さらに便利に感じるでしょう

一方でデメリットは、リビングに近くなってしまうので、音やにおいなどが気になるかもしれないこと。

リビングからドアが見えないようにするなどの配慮をしておくと良いですね

スペースの都合で、お風呂までは2階に置けないことも多いです。お風呂の前にトイレに行く習慣がある場合は、慣れるまでは不便かもしれません。

3階建てで、トイレ2つの場合

3階建てにおいて、トイレ2つは最もメジャーな選択です。トイレを1階と3階にするか、または1階と2階にするかで悩まれる方が非常に多い印象です。

さっそく、この2つを検証してみましょう。

3階建て:1階と2階にトイレ

メリットデメリット
間取りを作りやすい
長く過ごすリビングから近い
夜中の転落が心配
リビングへの音漏れ・匂い漏れの可能性

もっともよく見かける間取りです。主寝室(主に1F)から近いので、夜のトイレも安心ですし、帰宅前後にも便利です。また、お風呂も1階か2階に置いてあることが多いので、不便はないでしょう。

3階は斜線規制などで面積が限られることも多いので、トイレのスペースが取りにくいです。また、最初は子供部屋をつなげて使いたいという場合にも、トイレがないほうがレイアウトしやすいです。

一番長い時間を過ごすLDKから近いので、生活がしやすいですし、お客さんには1階のトイレを案内できます。

ただ、3階の子供部屋からは階段を下りないといけないので、夜中のトイレなどで転落が心配だという方もいらっしゃいます。

2Fにお風呂の場合、1Fにただいま手洗いを設置すれば、トイレ内に手洗いスペースを設ける必要がありません

3階建て:1階と3階にトイレ

メリットデメリット
夜間の転落の心配が少ない
リビングへの音漏れ・匂い漏れの心配がない
3階の間取りに制限が出やすい
手洗い場は必要
リビングからのアクセスは△

1Fの主寝室、3Fの子供部屋から、それぞれ階段を使わずにアクセスできるので、夜間に転落する心配が少ないです。夜間の転落が心配な場合、寝室と同じ階にトイレを設置しましょう。

デメリットは、3階は斜線規制などで面積が狭く、トイレを配置しづらいということです。子供部屋をつなげておいて、将来分割したいという場合には、トイレの設置位置が非常に難しくなります。

また、1日のうち一番長い時間を過ごすリビングからは、階段を使わなければアクセスできません。

お風呂が2階にある場合には、お風呂とトイレが離れているので、少し不便に感じられるかもしれませんね。

洗面所を3階に設置することは少ないですから、3階のトイレには手洗いが必要になります。

コストとスペースを考えると、手洗い付き便器という選択肢もあり

ちなみに、我が家の場合、子どもが夜中に起きて「だっこしてトイレに連れていけ」という時期がありました……。マンションなので、転んだりはありませんでしたが、階段がなくてもつらかったです。

3階建てで、トイレ3つの場合

都内の3階建ては、狭小地のことが多いです。ですから、トイレ3つという贅沢な間取りには、あまりお目にかかりません。

便利さでは3つあればベストですが、2世帯住宅でもない限り、そのような選択をする方は少数派ではないでしょうか。

掃除の手間も増えるしね

3階建てのトイレは、何階がおすすめ?

3階建てのトイレの位置は、悩ましいですね。当ブログのおすすめは、以下の通りです。

  • リビングの音漏れを心配される方:1階と3階
  • 夜間にトイレに行く方:1階と3階
  • リビングから近くがいい方:1階と2階
  • 子供部屋をつなげて計画したい方:1階と2階
  • トイレは1つの方:2階

建売の間取りや、注文住宅のサンプル間取りなどを見ていると、トイレ2つが主流です。暮らし方をイメージしつつ、家族にあった選択ができるといいですね!

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