我が家は、本格的に土地を探し始めてから、土地が見つかるまで、2年かかってしまいました。
インターネットで「いい土地がない」「土地 見つからない」「土地探し 〇年」と調べてました……。
土地探しは本当に大変で、時間がかかればかかるほど心が折れそうになります。
夫婦で希望が合わず、「ここでいいじゃない!」とイライラしてしまったこともあります。
でも、せっかくなら前向きに土地探ししたいですよね!
また、土地探し中のときにこそ、やっておくべきことがあります。それは、ハウスメーカーの比較検討と、家づくりの研究。ここには、いくら時間をかけても足りないくらい。「あのときたくさん比較検討しておいてよかったー!」と思う日が必ず来ます。
\不動産屋さんとの土地探しに行き詰ったら、ハウスメーカーと土地探し/
- 「いい家が建つ」土地を探すことで、新しい視点で土地を探せる!
- 賃貸アパートをやっているハウスメーカーは、地主とコネがあり、未公開物件を持っている可能性も!
- おすすめの候補地で間取りを描いてもらえる!
- 複数のハウスメーカーに一括依頼でカンタン時短♪
いい土地を見極める目が育った!
来る日も来る日も、SUUMOやat homeを見続ける。そういったことを3カ月~半年ほど続けると、土地の相場や、売買の流れがよくわかります。
一度消えたあのマンションが、再掲載されてるけど?
実は、外国の方が買われたのですが、その後キャンセルになってしまいまして
あの土地、一度消えたのに、また出てきてる。値下がりもしてる
申し込みされた方のローンが通らなくて……。売主も早く売りたがっています
あの土地、半分だけ買えませんか?
すでに業者の申し込みが入ってます。しばらくしたら、区画整理されてまた市場に出てきますよ
土地売買って、いろいろありますね。
例えば、私たちが身に着けたスキルは、以下のようなものです。
- 掲載写真と、駅からの徒歩距離で、ほぼ該当の土地を突き止められる
- 突き止めた情報をもとに、建蔽率・容積率・用途地区・高度地区などの情報を調べられる
- 土地の法規制について把握
- 希少な土地かどうかが一発で分かる
- お買い得かどうかが一発で分かる
また、レインズの月間マーケットウォッチで市場調査をし、日経平均株価、円為替相場のチェックなど、だんだんマニアックに。3階建ての消防法なんかにも詳しくなります。
※日経平均株価と地価は相関関係にあると言われています
※円高になると、建築費が安くなるかも
こういった情報を持っていると、「いざ、土地購入!」で素早く動くことができますよ!
こうしてブログを書けているのも、土地探しが長かった恩恵のひとつかも
「もっといい土地があるかも…」という土地ブルーにならなかった!
インスタグラムや、ブログなどを見ていると、土地を購入してから「土地ブルー」になる方は、意外に多いようです。
大きな買い物ですから、当然と言えば当然です
けれども、我が家は土地ブルーとは無縁でした。
探しても、探しても、理想の土地がみつからない。出てきても買われてしまい、悔しい思いもしました。
土地購入までは、長い長い道のりでした。
ようやく見つけた土地! 土地ブルーになる余地はありません。
ハウスメーカーを比較検討できた!
当初、我が家は一条工務店で建てようと思っていました。間取りも描いてもらっていましたが、他に人に買われてしまいました。
時間ができたため、サンプルの土地で三井ホームにも間取り作成を依頼。そうこうしているうちに、ハウスメーカーで狭小3階建てを建てるのが難しいことに気づき、地元工務店に希望変更。
次に出てきた土地は、建築条件付き。建築を請け負う工務店で間取りを描いてもらいました。しかし、価格の高さと家の品質を比較検討して、やはり納得のいく工務店で建てたいと思い、土地は見送りました。
次に出てきた土地では、別のおしゃれな工務店で間取りを描いてもらいました。しかし、その土地は駐車が難しいことと袋小路であること、私道の権利関係が整理できていないために、またも流れました。
次に出てきた土地は、ハウスメーカーの紹介だったため、そのハウスメーカーで間取りを描いてもらいました。一番に申し込みの意思を表示しましたが、こちらは業者に負けてしまいました。
次に出てきた土地は、変形地だったため、設計事務所に間取りを依頼。しかし、希望の広さが取れず断念しました。
土地が決まる前に、6社から間取り提案をしてもらったことになります。
土地が流れるたびに、新たな出会いがありました
そのため、ハウスメーカー・工務店の比較検討は、土地購入前に十分できていました。
焦りは禁物。マイホームブルーにもならなかった!
土地探しも十分にしましたし、ハウスメーカーについても十分に検討していました。
だから、マイホームブルーもありませんでした
これがもし、1カ月で理想の土地に出会って、急いでハウスメーカーを決めて建てていたら……大きな後悔をしたかもしれないと思います。
ローンと家賃ダブル支払いの期間が短くなった!
なんだかんだ、この金銭的なメリットは大きいです。
土地を買うと、後日、引き渡しがあります。引き渡しが終わると、そこからローンの支払いが始まります。そう、家賃とローンの二重支払いの日々が始まるのです。
引き渡しの日は、土地によってまちまちです。未公開の土地は、古家の解体や、区画整理などで、引き渡しに数カ月かかることもあります。
私たちが買った土地は、「区画整理も終わり、他の区画がすべて売れ、一刻も早く売りたい」、そんな土地でした。つまり、引き渡しまでの日数が少なかったのです。
のんびり展示場回りをしている場合ではありません!
幸いにも、土地探しが長かったおかげで、依頼先は2社まで絞り込めていました。
土地契約から土地の引き渡しまでは2~3カ月のことが多いようです。一方、設計には3カ月~10カ月ほどかかります。
ちなみに、建売を買えば、ローンと家賃のダブル支払いはほぼありませんよ
\不動産屋さんとの土地探しに行き詰ったら、ハウスメーカーと土地探し/
- 「いい家が建つ」土地を探すことで、新しい視点で土地を探せる!
- 賃貸アパートをやっているハウスメーカーは、地主とコネがあり、未公開物件を持っている可能性も!
- おすすめの候補地で間取りを描いてもらえる!
- 複数のハウスメーカーに一括依頼でカンタン時短♪
いい土地が見つからなくても、焦らずハウスメーカー選びを楽しむ!
この記事を見ている方は、おそらくまだいい土地が見つかっていないと思います。
焦ってしまうこともあると思いますが、焦ってもいいことはありません。イライラすることもありますが、イライラしても解決しません。
そんな方は、ぜひ住宅展示場巡りや、家づくりの研究をしてみてください。「あのときたくさん比較検討しておいてよかったー!」と思う日が必ず来ます。
住宅展示場はいろいろなイベントもやっていますし、お出かけ先にもぴったりです。
それでも、毎週行くと疲れますし、子どもも飽きます
- 子供が好きそうなイベントのあるときだけ
- 近くの公園とセットで
- クオカードがもらえるところを中心に
「家を建てたいけど土地がない」という状態が、一番展示場に行きやすいですよ
土地が決まっていると営業も激しそうですが、「土地探し中」だと、しっかりした見込み顧客でありながら、営業のペースは少し落ち着きます。
また、ハウスメーカーが決まってしまうと、他のハウスメーカーの展示場を参考にしたくても、心理的に行きづらいです。
住宅展示場に行くと、クオカードがもらえることがよくあります。コツを抑えてうまく回れば、8万円、9万円ともらえます。家づくりの勉強をしながら、クオカードももらえたらいいことづくめですよね。
詳しくは以下のページでご紹介しています!
土地はすぐ見つかったほうが、もちろんいいのでしょうが、なかなか見つからないのも、悪いことばかりではありません。
土地探し中の方は、以下の記事もぜひ読んでみてくださいね。