三井ホームって、どんなハウスメーカーですか? 大事なとこだけわかりやすく説明してください!
三井ホームは、最高ランクのハウスメーカーです。洋風の家が得意ですが、最近はモダンなデザインの家もたくさんプロデュースしていますよ!
縦の空間設計×全館空調が強みの、洋風高級ハウスメーカー
今回は三井ホームの特長をわかりやすくまとめました。
三井ホームの8つの特徴!
- ブランド力の高い高級ハウスメーカー
- スキップフロアなどの空間設計に強み
- 全館空調が得意
- 商品は3つのランクにわかれる
- 洋風~モダンなデザインが得意
- 木造のツーバイシックス工法が主力
- 名前に恥じない性能値
- 営業×設計士×インテリアコーディネーター
それでは、順番に説明していきます。
特徴1.ブランド力の高い高級ハウスメーカー
「うらやましい!」「あの高級ハウスメーカーで建てたなんてすごい!」と思われることが多いハウスメーカーです。
日本三大財閥「三井」の名前がついてるから、みんながわかるにゃ!
- 三菱地所ホーム
- 三井ホーム
- 住友不動産
- 住友林業
坪単価も当然、高いです。統計によれば、三井ホームの平均坪単価は約120万円。
ハウスメーカーでは最高ランクの坪単価です
特徴2.スキップフロアなどの空間設計に強み
個人的には、これが一番の特徴だと思います!
多くのハウスメーカーでは、「1階」「2階」「吹き抜け」くらいまでしかできませんが、三井ホームでは「0.5階」「1階」「1.5階」「2階」などスキップフロアの設計が可能です。
- スキップフロア
- ロフト
- 勾配天井
- 吹き抜け
- 高天井
また、屋根にはダブルシールドパネルを使用。屋根そのもので断熱をしますので、屋根部分の断熱材が不要です。そのため、高度地区においても高天井を実現しやすいです。
「天窓」も得意です
ほかにも縦の設計が得意なハウスメーカーには、以下のようなものがあります
- アイ工務店
- ミサワホーム
- アキュラホーム
特徴3.全館空調が得意
吹き抜けって、寒いって聞きます
ロフトは、熱くなりやすいんですよね?
スキップフロアと全館空調の最強タッグ!
家全体の温度を、ひとつの冷暖房器具でコントロールできます。ロフトも熱くないし、吹き抜けがあっても寒くありません。
三井ホームが「スキップフロア」や「ロフト」を前面に押し出せるのは、この全館空調があるからこそ。
全館空調はオプションですが、スキップフロアの家を検討しているなら、ぜひ取り入れたい設備です
特徴4.商品は3つのランクにわかれる
高級注文住宅のイメージの強い三井ホームですが、実は商品のランクは3種類あります。
一番高価で自由度の高いのが「プレミアム」、真ん中が「オーダー」、セレクトはコスパのよい規格住宅です。
真ん中のランク「三井ホーム オーダー」がいわゆる注文住宅です
法律以外はすべて自由にできるレベルの、オーダーメイドの家。予算は1億円以上の超高級注文住宅です。
三井ホームの注文住宅というと、だいたいはこの「オーダー」です。依然として、高価です。安くはありません。
憧れの三井ホームが低価格で手に入る「規格住宅」です。決まった間取りの中から好きなものを選び、仕様を選択していくスタイル。
セレクトは低価格ですが、選べる間取りには制限があります。
3階建てはありませんし、2世帯住宅や2階リビングにも対応していなさそうです。
特徴5.洋風~モダンなデザインが得意
しかし、最近はモダンなデザインの商品もたくさん出ていますよ! というよりも、HPに並んでいる順番を見ると、むしろ今はこのモダンなデザインが主力。
まるでインスタグラムに載っているようなおしゃれな海外風の内装も必見です。
ラインナップは、公式サイトで見ることができます
特徴6.木造のツーバイシックス工法が主力
家の骨組みを作る方法は、大きく分けて2種類あります。ひとつは鉄骨造、もうひとつは木造です。三井ホームは、基本的には木造のハウスメーカーです。
木造は、大きく分けて「在来工法」と「ツーバイフォー(ツーバイシックス)」に分けられます。
それぞれの特徴を簡単にまとめました!
特徴 | 在来工法 | ツーバイフォー工法 |
---|---|---|
構造 | 柱と梁で建物を支える | 壁、床、天井の6面で建物を支える |
工法の起源 | 日本の伝統的な工法 | 北米発祥の工法 |
設計の自由度 | 高い | 比較的低い |
リノベーション | しやすい | 比較的難しい |
施工方法 | 現場での加工が多い | 工場生産の部材を現場で組み立て |
ツーバイフォー工法は、日本古来の「在来工法」と比べて、品質が安定しやすいと言われています。一方、在来工法はリフォームがしやすく、大きな窓を作りやすいという特長があります。
特徴7.三井の名に恥じない性能値
デザイン性が高いというイメージが強い三井ホームですが、「断熱性能」や「耐震性能」も十分すぎるほどです。
耐震等級3対応
断熱等級6対応
耐震等級3というのは、国の基準の最高レベル。断熱等級6も、ハイレベルです。
大手ハウスメーカーでも「断熱等級5」ということが多いので、等級6だと、「断熱にこだわって建てたな」という印象を与えます
特徴6.営業×設計士×インテリアコーディネーター
つまり、
営業さんが家の紹介をし、
設計士さんがあなただけの間取りを描き、
インテリアコーディネーターが内装を提案してくれます。
ハウスメーカーによっては、インテリアコーディネーターがいないこともありますし、営業がメインで間取りを描くこともあります
三井ホームでは、それぞれの道のプロが対応してくれますので、満足のいく家になる確率が高くなります。
まとめ:三井ホーム8つの特徴
今回は、ハウスメーカーを探し始めた方向けに、三井ホームの8つの特徴をご紹介しました。
- ブランド力の高い高級ハウスメーカー
- スキップフロアなどの空間設計に強み
- 全館空調が得意
- 商品は3つのランクにわかれる
- 洋風~モダンなデザインが得意
- 木造のツーバイシックス工法が主力
- 名前に恥じない性能値
- 営業×設計士×インテリアコーディネーター
三井ホームにキャッチコピーをつけるなら、「縦の空間設計×全館空調が強みの、洋風高級ハウスメーカー」という感じです!
三井ホームを検討している人におすすめのハウスメーカー4選
三井ホームとよく比較されるハウスメーカーには、以下のものがあります。
納得できるハウスメーカーを見つけるために
家を建てたいけど、どこのハウスメーカーがいいのかわからない!
工務店やハウスメーカーを探し始めると、どの会社も「うちで建てる家は暖かくて、地震に強くて、デザインの自由度も十分です」と語ります。
しかし実際には、「暖かい」にもかなり幅があるし、「地震に強い」「自由度が高い」にもかなり幅があります。
むこうも商売なので、「いいこと」しか言わないのは当たり前
だから、家を建てるあなたが、しっかりと勉強して、自分にぴったりのハウスメーカーを見つけなければいけません。
わたしたちは、計6社から間取りと見積もりをとりました。1社目より2社目、2社目より3社目。比べれば比べるほど、知識がついて、自分たちにとって、何が大切なのかがわかりました。6社目でようやく、ぴったりだと思える建築会社を見つけることができました。けど、正直時間もかかりましたし、少し遠回りしたかなと思います。
アンケートによれば、2~3社から見積もりをもらい、ハウスメーカーを決めている方が多いです。でもその2~3社は、どうやって見つければよいでしょう? 最初は資料請求でたくさんの会社を見て、そこから2~3社に絞り込めば、たくさんの中から自分にぴったりのハウスメーカーが見つけやすいです。
一括資料請求のなかには、間取りまで用意してくれるものもありますよ。下のコラムでは、各社の資料請求を比較しています。