
一条工務店でマイホームを建てようと思っているんだけど、「一条ルール」っていうものがあると聞きました。一条ルールって、いったいなんですか?
一条工務店でマイホームを検討しているとのこと、楽しみですね!
例えば、間取りや設備に一定の制約があったり、標準仕様以外を選ぶと追加費用がかかったりします。
「ルールが厳しい」と聞くと、「自分の理想の家が建てられるかな?」と心配になりますよね。

私も一条工務店を調べたとき、同じように混乱したので、その気持ちすごく分かります
今回は、代表的なルールをいくつか紹介しながら、イメージをつかむお手伝いをしますね。
※以下は2025年3月時点の情報に基づいていますが、エリアや商品で異なる場合もあるので、詳しくは営業さんに確認してくださいね
代表的な一条ルール10選
一条ルール1:45cm単位でしか壁を動かせない
一条工務店では、マス目を活用して間取りを作ります。1マス90センチで、間取りの計画では半マス(45cm)ごとにしか壁を動かすことができません。
そのため、以下のような問題が出てくる可能性があります。
廊下が90センチは狭い→次の選択肢は135cm
壁を15cm移動させて、部屋の広さを調整したい→不可
一条ルール2:天井高は選択肢が決まっている
i-smartの場合、標準の天井高は2400で、1階のみ2600に変更可能です。低くすることはできません。
グランセゾンの場合、1階は2650が標準で、2階は2500です。ただし、3階建ての場合、すべての階が2400で固定されており、高くすることも低くすることもできません。
また、天井高を上げることはできますが、ドアの高さは標準のままです。
一条ルール3:ロスガードが必須
ロスガードは、換気用の機械です。一条の性能を担う根幹で、必ず設置をしなければいけません。けっこう大きな機械で、1マス(91×91cm)のスペースが必要です。
3階建ての場合、2階に設置するというルールがあります。
音が気になる方もいらっしゃるので、配置や間取りで悩まれる方も多いです。
一条ルール4:壁の規定が厳しい

ここは壁をなくしたいけど、なくせないと言われてしまいました
一条工務店は、耐震性能を確保するために、比較的壁が多い作りになっているようです。
特に、ツーバイフォー工法の「アイスマート」「グランスマート」は壁ができやすいです。
グランセゾンの場合は「在来工法」のため、「アイスマート」「グランスマート」とは工法が異なります。壁が心配という方は、グランセゾンを検討してみるのもよいかもしれません。

「壁」は、一番よく聞くお悩みポイントだと思います
一条ルール5:吹き抜けには制限がある
一条工務店では、確実に耐震性能を維持するため、吹き抜けにも厳しい制限が設けられています。
- 大きさは、同じ階の床面積の3分の1まで
- 縦横の長さは、同じ階の2分の1まで
- 上記の条件には階段も含まれる
大きな吹き抜けを検討している方は要注意です。

階段と吹き抜けを合わせた面積が、3分の1までです
一条ルール6:外壁の色は2色まで
一条工務店の外壁といえば、高性能のハイドロテクタイル。色は5色あり、その中から選びます。選べるのは2色までです。
外壁が同じなので、外から見て「一条の家」というのが一目でわかります。
一条ルール7:建具の色はすべて同じ
一条工務店では、建具の色は5パターンくらいから選択します。家じゅうすべて同じ色になります。
ドアやフローリングは、一条のオリジナル品から選びます。
一条ルール8:窓の制限がある
家の熱は、窓から逃げます。そのため、一条工務店では、部屋の大きさに応じて窓の数に制限があります。8帖以下の部屋の場合、基本的には2つです。
数は厳しくはないと思いますが、リビングに大きな窓をつけたい場合には、注意が必要です。
また、天窓はつけられません。角に窓もつけられません。
準防火地域の場合、窓のラインナップが標準のものと異なります。私が検討していたときは、横長のFIX窓がありませんでした。窓のサイズにこだわりたい方は事前に確認しておくと安心です
一条ルール9:設備は基本的には一条オリジナル
ここでいう設備とは、お風呂とキッチンです。
一条工務店では、基本的には営業さんから「一条オリジナル製品」をおすすめされることが多いようです。一条工務店のオリジナルキッチンは3種類あり、それぞれカラーバリエーションがあります。

キッチンについては、オプション費用を追加することで、外部メーカーのものを入れられる場合があります。
入れられるメーカー(追加費用) | 入れられないメーカー |
---|---|
リクシル パナソニック TOTO クリナップ | グラフテクト イケア ニトリ |
お風呂については、床暖房に対応できないといけないため、私が調べた限りでは一条製品でないとダメなようです。
私が検討していたときは、キッチンハウスのキッチンも入れられたのですが、どうやら最近NGになったという情報を入手しました。キッチンハウスを検討している方は、契約前に確認しておくと安心です
一条ルール10:i-シリーズは総2階建てになる
一条工務店の商品ラインナップのiシリーズ(アイ・スマートやアイ・キューブ)は、総2階建てになります。
1階部分と2階部分の床面積が同じ2階建てのことです

総2階建てはコスパよく建てられるというメリットがあります
ただ、1階に「キッチン」「リビング」「お風呂」「玄関」を持ってきて、2階には「寝室」と「子供部屋」だけ作りたいという場合には、2階部分は小さく作りたいということもありますよね。
一条工務店で、制限が多い理由

一条ルールがなんとなくイメージできました!でも、どうしてこんなに細かくルールがあるんでしょうか?
構造計算や耐熱計算などを、ひとつひとつ丁寧に行っていけば、間取りの自由度が高く、高性能な家ができます。しかし、一棟一棟計算をしていると、価格がどんどん高くなってしまいますよね。

一棟ずつ細かく計算すれば自由度は上がりますが、コストも跳ね上がる…
人件費も高くなってしまいます。
そのため、このような制限がかかっているのでしょう。

部材をフィリピンで作ってコストダウンしてる分、調整が効きにくい面もあるみたいですね。
どう思う? 一条ルールまとめ:高性能の建築条件付き住宅
一条ルールは、「自由設計だけど完全な注文住宅とはちょっと違う」と感じる人もいます。
ほかにも、「最小間口は4500」とか「引き込み戸は使えない」とか「マス上にコンセントを配置してはいけない」など、多数のルールがあるようです。
例えるなら、「高性能な建築条件付き住宅」に近いかも。

私が調べたときは、「制限はあるけど、その分安心感がある」と感じました
あなたはどう思いますか?
- 制限ばっかりで間取り考えるのが辛い……
- 意外に自由にできることが多い!
- 多少の制限はあるけど、性能がとにかく最高だから!
このあたりの価値観が、一条工務店との相性なのかなと思います。
営業さんに相談しながら、理想とルールのバランスを見つけてみてくださいね。

ここに掲載したルールも、時期や地域によっては、変わっている可能性があります。気になるものがあったら、担当者さんに確認をとってくださいね
私も勉強中なので、気づいたことがあったらお気軽にご連絡ください!
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