オープンハウスの耐震等級はいくつ? 耐震性能アップの費用目安も紹介

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オープンハウスの耐震等級はいくつ?
もし希望より低い場合、オプションでアップすることはできますか?
その場合の費用はいくら?

結論から言うと、オープンハウスの耐震等級は以下のとおりです。

オープンハウスの耐震性能
  • オープンハウス・ディベロップメント(セミオーダー):耐震等級1
  • オープンハウス・アーキテクト(注文住宅):耐震等級1
  • 建売:耐震等級2

この記事では、耐震等級を上げるためのオプション価格について解説しています。

オープンハウスで建てようか迷っている人はもちろん、すでにオープンハウスで契約した人にも役立つ情報をまとめていますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事がおすすめの人
  • オープンハウスの耐震等級を知りたい
  • オープンハウスで耐震性能をアップできるか知りたい
  • オープンハウスで土地を買った
  • オープンハウスで家を建築予定
目次

オープンハウスの建売の耐震等級はいくつ?

オープンハウスの家といっても、「建売」「セミオーダー」「フルオーダー(注文住宅)」の3種類あります。

オープンハウスの建売の耐震等級は「2」です。

建売の場合、建築前の状態であっても、基本的に施主の好みに変更することはできません。また、リフォームなどで耐震性能を上げることは難しく、できたとしても多額の費用が掛かります。

ですから、購入にあたっては「耐震等級2」で納得できるかどうかが焦点になります。

オープンハウスの耐震等級(標準仕様)はいくつ?

続いて、セミオーダー(オープンハウス・デベロップメント)およびフルオーダー(注文住宅・オープンハウス・アーキテクト)の耐震性能は、どちらも「耐震等級1」です。

耐震等級は1~3の3段階。耐震等級1というのは、一番下のランクということになります。大手ハウスメーカーでは耐震等級3が標準のところが多いですから、それと比較すると劣ります。

ただ、マンションでは耐震等級1というのは珍しくありません。もちろん、地震が来たからと言って、全壊することはありません。

セミオーダーや注文住宅なら、耐震等級は上げられる

どうしても「耐震等級3」が欲しいんだよね。オープンハウスはなしかなあ……

安心してください。オプション料金をかければ、耐震性能3まで上げることができますよ!

セミオーダー(オープンハウス・ディベロプメント)または注文住宅(オープンハウス・アーキテクト)の場合、断熱性能も耐震等級も、オプションでアップすることができます。

いくらかかるかは、担当者さんに確認しないと正確にはわかりませんが、以下のような口コミがありました。※価格は目安で、時期やエリアによって変わる可能性があります。

耐震性能グレードアップの価格目安
  • 耐震等級2:約66万
  • 耐震等級3:約100万

ですから、「オープンハウスの建築条件付きの土地」で「耐震等級3」を希望している場合でも、土地をあきらめる必要はありません。

耐震性能を上げる人って、どのくらいいるの?

それでは、オープンハウスのセミオーダーで建てる人の、何パーセントくらいが耐震性能を上げているのでしょうか?

私が以前見たインスタグラムのアンケートによると、オープンハウスで建てた人の60%は耐震性能1のままで建設していました。

残りの40%の方は、耐震等級2や3までグレードアップしているということですね。このあたりは、個人の価値観による部分かなと思います。

耐震性能を上げるメリット&デメリット

耐震性能を上げるのは、メリットばかりだと思っていませんか? 

地震に強い家を作るためには、実は意外なデメリットがあります。それは、壁の量を増やさなければいけないこと。特に影響が出やすいのがリビングのある2階です。

1階はトイレやお風呂などで壁が多く、耐震性能は確保しやすいです。また3階は、個室を2~3部屋もうけるケースが多く、こちらも十分な量の壁があります。しかし、2階のリビングは、広々とした空間を希望されることが多いですよね。ただ、それでは耐震性能が確保できず、キッチンの前側や、リビングとキッチンの間に壁や柱が必要になることが多いようです。

メリットデメリット
地震に強い家になる
地震保険が安くなる
価格が上がる
間取りの制限が出やすい

オープンハウスがおすすめの人

オープンハウス・ディベロップメントがおすすめの人
  • 立地重視の人
  • 資産性を重視する人
  • 狭小地に建てる人
  • 老後は引っ越すつもりの人

どんなに豪華な建物でも、建物は建てた瞬間から、価値がどんどん減っていきます。しかし、土地の価値は、時間がたっても減りません。それどころか、インフレや土地価格の高騰などで、むしろ価値は上がる傾向にあります。

ですから、「資産性を重視する」人や、「いつか売るときに高値で売りたい」人には、オープンハウス・ディベロップメントはおすすめです。

また、狭小地での建築に慣れているので、ほかのハウスメーカーでは建てられないような間口の狭い土地でも対応できます。施工例も多いので、ノウハウも豊富です

オープンハウスをお勧めしない人

オープンハウス・ディベロップメントがおすすめできない人
  • 家づくりについて、プロのアドバイスが欲しい人
  • 建物も重視したい人
  • 性能重視でオプションもたくさんつけたい人
  • アフターメンテナンスを重視している人
  • 納得いく間取りを作りたい人

オープンハウス・ディベロップメントはセミオーダーで、いわゆる建築条件付きの建物に近いです。そのため、建物のクオリティはそこまで高くはありません。

よって、建物にこだわりたい方や、性能重視の方、オプションをたくさんつけることになりそうな方は、ほかのハウスメーカーも検討してみるとよいですね。

また、設計担当者さんから積極的な提案が欲しい方にとっては、やや物足りないかもしれません。

オープンハウスで建てるかどうか迷っている人ができること

ここからは、オープンハウス系列で家を建てる人に向けて、どのような方法をとれば、よい家が建つかをご紹介します。

解決策1:ホームインスペクションを入れる!

施工の良し悪しは、素人には判断が難しい部分です。心配な方は、プロの手を借りるのが一番です!

完成間近になってホームインスペクションを入れようとすると、拒否されたり、なぜか追加料金を請求されることもあるようです。可能であれば契約前、そうでなくても、できるだけ早い段階でホームインスペクションを入れる旨を伝えておきましょう。

メールなどで記録を残しておくと安心です!

ホームインスペクションの相場は、5万~10万程度。ココナラなどで探すと、個人でもっと安く請け負っている方もいらます。検索窓に「ホームインスペクション」と打ち込むと、4~5件ほどヒットします。

>>ココナラ

以下の記事では、オープンハウスで最高の家を建てる方法について、順を追って解説しています。費用を抑えるコツや、納得いく間取りを実現する方法などを紹介しています。ぜひ契約前にご一読ください。

解決策2:ほかのハウスメーカーも検討する

もし、購入する土地が「建築条件付き」でないのなら、ほかのハウスメーカーや工務店で建てることもできます。

比較検討をするのが特におすすめの人
  • 断熱性能を上げたい
  • 耐震等級3ほしい
  • オプションたくさんつけたい
  • オープンハウスの標準仕様に満足できない
  • 予算に余力がある

オープンハウスの家はコスパが良いですが、標準の耐震性能は1と、決して高くはありません。断熱性能もしかり。

オプションで性能を上げることができますが、当然コストもアップします。ですから、断熱性能や耐震性能を上げたいと考えている方は、ほかの建築会社を探してみてもよいでしょう。

また、「オープンハウスのオプションは高い」と感じている方は多いです。そのため、オプションを多数つけることになりそうな場合は、ほかの建築会社もあたってみましょう。

インスタグラムでも、オープンハウスと契約してから、どうしても納得できず、100万の違約金を払って解約している人を見かけます。

オープンハウスが悪いというわけではありません。大事なのは「納得感」と「相性」です。事前にハウスメーカーをしっかりと比較することで、後悔は防げます。

「断熱性能」「キッチン」など、オープンハウスのそのほかの標準仕様は、以下でご紹介しています。

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