一条工務店の3階建てって、どうなの?【ハウスメーカー選び】

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こんにちは。このブログでは、東京23区で土地探しをした我が家の経験をつづっています。1年半に及ぶ土地探しを終えて、今はマイホームを計画中です。

このシリーズ記事を読むと、こんなことがわかります
  • 狭小3階建てと、各ハウスメーカーとの相性
  • 3階建てという基準で見たときのハウスメーカーの特徴

同じように都内で3階建てマイホームを検討している方の参考になるように書いています

我が家は、土地探しと同時並行でハウスメーカーを見始めました。何から始めていいのかわからなかったので、とりあえず、住宅展示場へ。

子供向けのイベントもやっているし、週末のお出かけにもいいですよね! たくさんの家が一挙に見られて、すごく楽しかったです

その後たくさん情報を集める中で知ったのですが、最初に住宅展示場に突撃するのはあまりおすすめではないようです。(我が家は結局大手ハウスメーカーを選ばなかったので、そんなにデメリットはありませんでした)

目次

これまで回ったハウスメーカー

さて、我が家がこれまで足を運んだハウスメーカーは、この4つです。

  • 一条工務店
  • 住友林業
  • 三井ホーム
  • 住友不動産

このすべてのハウスメーカーで、狭小地向けの3階建て住宅を取り扱っていますが、やはり相性はそれぞれですね

一条工務店のメリット&デメリット(三階建てエリア)

今回は、我が家が最初に検討した一条工務店さんをご紹介します。一条工務店さんのメリットとデメリットは、下記のとおりです。

メリットデメリット
性能がいい(高気密・高断熱)

間口が狭いと建てられない
北側斜線規制に対応しづらい
シースルー階段入らないかも
デザインの自由がききにくい

一条工務店のメリット

マンションではなく、家にしようと思ったときに、最初に検討したのが、一条工務店さん。インスタグラムなどで「すてきだな」と思ったおうちが、一条工務店さんで建てていたからです。

シースルー階段にあこがれる!

また、高気密・高断熱も魅力です。

アメリカから帰国して、日本の家の寒さに辟易していた私。アメリカでは、外がマイナス10度でも、家の中は暖かくて快適でした。ところが、東京のマンションは、外気2度でも凍えるほど寒いです。

冬になると、窓という窓にプチプチを貼って、寒さをしのいでいました

今のマンションは日当たりも間取りも気に入っているけど、最大の難点が、冬のプチプチ。

性能のことはよくわからないけれど、一条工務店なら、寒さの心配はなさそうです。

もうプチプチを貼らなくていいんだ!

準防火・3階建ての落とし穴

住宅展示場に行ったところ、3000万未満でモデルルームと同じ仕様の100平米の家が建つと言われて、夫も乗り気に。十分におしゃれだし、高級感もあると思いました。営業さんもとても話しやすく、熱意のある方で、人柄も魅力的でした。

そこで、候補になっていた土地で図面作成を依頼しました。充分な広さも取れているし、間取りもいい感じ。

ところが、見積もりをもらって愕然。坪単価110万くらいでした。(グランセゾン・シースルー階段なしの場合)

話が違う……

そういえば、住友林業さんに行ったときに、言われました。

営業さん

価格面では、うちと三井ホームさんは同じくらいです。一条さんは、100万~200万くらい安いかな。お客さんの見積もりを見ていると、住友不動産さんはもっと安くなることが多いですよ。

住友林業の営業さんの言ったとおりだった…

一条工務店さんはコスパがいいイメージでしたが、3階建てとなると、必ずしもそうではないのかもしれません。また、準防火地域だと、窓やドアなどもお金がかかります

そのため、どんなハウスメーカーでも、準防火地域だと坪単価があがります。ビルトインガレージだって、高いですよね。

準防火地域で3階建てを建てる場合、ネットに掲載されている坪単価よりも高くなる

しかも、準防火地域のためか、一条工務店オリジナルのシースルー階段は採用できないと言われてしまいました。他社のシースルー階段を入れることができると言われましたが、一条のシースルー階段とは、価格がぜんぜん違うんです。(一条工務店は2万ですが、通常は150万以上します)

また、都内で土地を見ていくうちに、決定的なデメリットに気がつきました。

一条工務店のデメリット【都内3階建ての場合】

北側斜線に引っかかって、3階建てが入らない

一条工務店さんの3階建ては天井高2400から変更することができません。また、点検のための床高も確保しなければなりません。一種高度地域、二種高度地域など、北側斜線規制が厳しいエリアでは、うまく3階建てが入らないのです。

地元の工務店さんだと、天井高を調整したり、床下部分を圧縮したりして、斜線規制をクリアできます

間口が狭すぎて、一条工務店で建てられる土地が、あまりない

また、間口の制限もありました。たしか、土地の間口が5.5メートル必要だった気がします。(はっきりと覚えていないので、一条工務店さんに確認してみてください)。土地の間口が5.5メートルだと、左右に50cm間隔をあけて、間口4.5メートルの家が建ちますね。

23区3階建てエリアでは、間口が5.5メートルより少ない土地も数多くあります。(もちろん、予算によりますが)

候補から外した理由

我が家は、下記の点がネックになり、一条工務店は候補から外れました。

  • 一条工務店で建てられる土地が少ない
  • 家づくりの自由度が低い
  • 想定より高かった

家づくりを検討しはじめてから時間がたってくると、ほかにも素敵なおうちをたくさん目にしました。一条工務店、当初はおしゃれだと思っていたけど、いろいろと間取りやデザインに制限があることを知りました。

都内3階建ての場合、一条工務店はハードルが高い

一条工務店さんのメリットは、なんといっても高気密・高断熱などの性能です。都内で3階建てを建てるときの大きなデメリットは、建てられる土地が限られること。また、準防火地域で3階建てを建てる場合、インターネットで言われているほど安くはありません

一条工務店さんで都内3階建てを建てたいなら、土地選びがポイントです。間口が広く、斜線規制の緩い土地(3種高度地域など)の土地が見つかれば、一条工務店さんで建てることができますよ。

一条工務店さんは、土地探しから手伝ってくれます。土地の制限があるので、一条工務店さんで建てたい場合には、土地探しからお願いするとスムーズかもしれませんね。

次回のブログでは、住友林業と三井ホームを比較します。

一条工務店について詳しく知りたい方は、以下の記事もどうぞ

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