我が家は、都内で土地探しを1年半以上続けました。
毎日4回くらいSUUMOを見て、at homeとその他不動産情報サイトを見て、月一の業界向けのマーケットウォッチを見て、近隣を練り歩きました……
探しても探しても見つかりませんでした……!
土地探しを振り返ってみて、「たしかにこれでは土地はなかなか見つからないよね」と思うポイントがいくつもみつかりました。
さっそくですが、我が家が土地探しに1年半もかかってしまった理由は、下記のとおりです。
- 地区限定だった
- 夫婦の希望が違い、結果的に要望が多くなってしまった
- 希望の広さが限定的だった
- エリアを牛耳る業者の存在
順番に見ていきましょう!
地区限定だった
一番大きな理由は、やっぱり「地区限定」です。
以下のような事情で「地区限定」で探している方は、同じように土地探しが難航する可能性が高いです。
- 学区にこだわりがある
- すでに小学校に入学していて、転校したくない
- 実家の近くで探している
○○区くらいだったらいいですが、○○町1丁目から3丁目などだと、どうしても物件の数は減ってしまいます
結構広いと自分では思うんですが……
一見広く思えても、実は狭いこともあります。例えば、マンションや店舗が立ち並ぶ大通り沿いは、戸建てを建てるのには不向きです。そのため、土地がでてきません。
地域限定で探している方は、けっこう長期戦になることを覚悟したほうがよいです。しかも、同じように「地区限定」で探しているライバルがいるので、いい土地はすぐ取られてしまいます。
夫婦の希望が違い、結果的に要望が多くなる
こちらも、土地探しあるあるだと思います。
土地が広く、間口も広いところがいい
南向きで、できれば建築条件なし
学区と合わさると、木望に合致する土地はかなり減ります。
マーケットに合わない土地探しをしている
土地には、需要と供給があります。
そのため、不動産屋さんは、ニーズに見合った広さに区画分けをして販売します。
もし、あなたの探している土地のサイズが、このニーズからずれていたら、探すのは大変になります
東京都内の不動産屋さんにきくと、「小さく」「安く」したほうがよりたくさんの人の候補になるので、売主はどちらかというと小さめに切り分けて売るようです。
ちなみに、広かった土地を分割すると、間口が細くなることが多いです。
早い段階であれば、土地の区画変更に応じてくれることもあるので、不動産屋さんに相談してみるのも手です。
業者が牛耳っている
不動産売買ときくと、「個人の売り主」と「個人の買い手」で売買をするという印象が強いと思います。
「これは!」という土地が出た場合、申し込みが殺到します。
そして、いい土地であればいい土地であるほど、その中に業者が混じっているのです!
売主にしてみれば、業者に売るのがスムーズです。相手も慣れているし、お金もほぼ問題なく払ってもらえますし、販売後のトラブルも少なそうです。
こうなると、一般人である私たちが購入できる可能性は絶望的です
こんな高い土地は買えにゃい…
欲しかったサイズじゃにゃい…
土地を見つけるためにどうする?
あー・・うちもここの条件に当てはまってるかも。だから見つからないのか……どうすれば見つかる?
土地を見つけるために、一番効果的なのは、「範囲を広げる」「条件を減らす」ことです
- エリアを広げて探す
- 条件を夫婦それぞれ一つまでに絞る
- 建売や建築条件付きも視野に入れる
これをしてみることで、ぐっと見つかりやすくなるはずです。
次回は、候補になった土地についてご紹介します。土地探しは情報戦!
都会ではどんな土地が市場にでてくるのか、予習をしておきましょう!
予習をしておくことで、いざ候補の土地が出たときに、すばやく判断をすることができますよ