
ハウスメーカーや工務店ってたくさんありすぎて、どうやって探したらいいかわからない……
ハウスメーカーの探し方は、インターネットサーチを除けば、4種類ほどあります。
- 不動産屋にきく
- 住宅展示場
- 一括資料請求
- 注文住宅カウンター

それぞれご紹介します。
不動産屋にきいてみる
もし土地探しから行っているなら、不動産屋さんにおすすめの工務店をきいてみてもいいですね。
不動産屋さんは地域で新築した方をたくさん知っているので、その中で人気の工務店を知っているはずです。きっと、エリアの事情に詳しい工務店さんを教えてくれると思います。

我が家も、3社ほど教えてもらいました
教えてもらったら、その工務店のHPを確認して、詳細をチェックしましょう。
ただ、注意点があります!
不動産会社は、工務店やハウスメーカーから「紹介料」をもらっていることがあります。だいたい相場は100万円くらいと言われています。紹介料をもらうのは業界ではよくあること。
広告費として別枠であればよいのですが、1棟ごとの建築費に上乗せされている場合には要注意。
住宅展示場に行く
住宅展示場は、子供向けのイベントもあり、楽しい場所ですよね。たくさんのハウスメーカーが一度に比較でき、実際に仕様などを見られるのが大きなメリットだと思います。
- リビングはこの広さが理想だな
- 子供部屋は4.5帖でも十分かも!
- このタイル素敵だから、メーカーを教えてほしい!

質問も気軽にできる!
住宅展示場に行って名前を書くと、その時点で担当者が決まると言われています。担当者によって家づくりの満足度はかなりかわりますので、これも注意しておきたいポイントです。
ちなみに、工務店で住宅展示場を持っているところは少ないです。
展示場は、各ハウスメーカーの英知が詰め込まれているので、家づくりで活かせるポイントがたくさん見つかります。

一括資料請求を利用する
<PR>タウンライフ家づくり

一括資料請求という方法もあります。
一括資料請求をすることで、たくさんのパンフレットを一気に比較することができ、それぞれのハウスメーカーや工務店の長所と短所が見えてきます。
一括資料請求ではSUUMOが有名ですが、ほかにもいくつかあります。インスタグラムなどのSNSで人気なのは、「タウンライフ」です。
各社の違いを表にしてみました。
タウンライフ | SUUMO | LIFULL HOME’S | 持ち家計画 | |
---|---|---|---|---|
提携会社の数 | 1150社以上 | 500社 | 200社 | 100社 |
資料請求 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
間取り作成 | 〇 | × | × | × |
見積もり | 〇 | × | × | × |
土地探し | 〇 | × | × | × |

PDF版の「家づくり本」も無料でもらえるので、家づくりの第一歩におすすめ
より詳しくは公式サイトで確認できます。
>>タウンライフ家づくり相談窓口

最後にご紹介するのは、注文住宅の相談窓口です。
相談窓口では、カウンセリングを通じて、施主のニーズをきき出してくれます。そして、土地や地域なども踏まえて、希望に合致する工務店を紹介してくれます。

一括資料請求の場合と同じく、資金計画や土地探しのお手伝いもしてくれますよ
無料だと、「どんな落とし穴があるの!?」と不安になるかもしれませんが、心配いりません。全国の工務店やハウスメーカーからの広告費で運営されています。
相談窓口も複数ありますので、ニーズに合わせて選んでみてくださいね。
こうして比較してみると、提携企業数以外はあまり違いがないことがわかります。
相談窓口のデメリットは、あたりまえですが、提携企業にしか取次ができないこと。
提携先が少ないと、それだけで選択肢が限定されてしまいます。ですから、提携先が多いところがよいと思います。
4種類の探し方、どれにする?

希望に合致した工務店を探す方法を4種類ご紹介しました。ここまで読んできた方には、私の本音が伝わっているかもしれませんが、おすすめは資料請求か相談窓口です。

どっちがいいかな?
併用して探しても、もちろん良いのですが、資料請求か窓口で悩んでいる場合には、以下のように考えてください。
- どんな建築会社があるのか、ざっくり知りたい
- とにかく間取りをたくさん見たい
- 建築会社を探し始めたばかり
- 工務店から本気の提案を受けたい
- カウンセリングで、自分でも気づいていないニーズをきき出してほしい
- 運命の1社を探している
一括資料請求では、一度に何社もの資料を請求できますし、店舗まで実際に足を運ぶ必要がありません。顧客側の手間がかからない分、工務店やハウスメーカーからしてみれば、「成約の可能性が低い見込み顧客」です。
たくさんの会社を気軽に比較できますので、「どんな工務店があるのかあらかじめ市場をつかんでおきたい」「とりあえず資料だけほしい」「しがらみを作りたくない」「まだ検討を始めたばかりで予算感だけ知りたい」という方にはタウンライフ家づくりがおすすめです。
一方、窓口相談では、店舗まで足を運びます。また、ニーズのヒアリングをしてから、はじめて、工務店を紹介します。つまり、工務店やハウスメーカーにとっては、「成約の可能性が高い見込み顧客」です。間取りの提案なども本気で行ってくれるでしょう。
「全力で提案してほしい」「ニーズをきき出してほしい」「なかなかいい一社に出会えない」という方には、注文住宅の相談窓口がおすすめです。
最後に:家賃とローンの二重支払期間に気を付けて!
今回は、工務店・ハウスメーカー探しに使える4つの方法をご紹介しました。
もしあなたが土地探しから始めるのであれば、もうひとつ注意点があります。
ハウスメーカーを決めるのが遅くなると、家賃と土地ローンの二重支払期間が長くなります
我が家も、土地より先に、候補の建築会社を決めていました。ただ、土地の購入から引き渡しまでが1カ月と短かったので、結果的に1年3カ月の二重支払期間がありました……。仮に家賃が月20万だとすると、15カ月で300万円の損失です。
特に都心部など、地価の高いエリアは要注意です。
土地との出会いは運もありますが、ハウスメーカー選びは運の要素は少ないです。いつ運命の土地が出てきてもいいよう、ハウスメーカーの比較を進めておくと二重支払期間を短くすることができます。
ぴったりの建築会社が見つかりますように! 応援しています。