「巾木が家のおしゃれさに影響する」と聞いてから、「巾木は、ぜったい細いやつ!」「色は壁紙か床材と同じにする!」と決めていた私。
私の家には、憧れの「細くて白い巾木」がついています。
そこで今回は、巾木の色で悩んでいる方のために、「白い巾木のデメリット」について解説します。
- 白い巾木で後悔しがちなポイント
- 白い巾木を選ぶときの注意点
- 巾木のおすすめの色
1. 憧れの白い巾木のデメリット

家を建てるとき、インテリアの雑誌やSNSでよく見る「細い巾木」。

巾木は目立たないのがおしゃれ!
そう思って、細い巾木を選びました。設計士さんのおすすめは床色合わせでしたが、床の色が階によっても違い、ぴったりの色にするのが難しかったので、「ここは白だ!」と決断。

ちょっとした色の違いが気になったんですよね

ところが住み始めて半年頃、あることが気になり始めました
「ん?なんか、巾木の上にホコリが乗ってる?」
「えっ、またここも?」
これまで、巾木の掃除なんてしたこともなかったので、「ほこりがたまる」と言われても「私はそんなに気にならないタイプ」と思っていました……。
新居では来客前に巾木を拭いています……
2. 掃除が大変すぎて後悔!

家の中を見回してみると、巾木って意外とたくさんあるんですよね。
「リビングも、廊下も、寝室も……どこにでもある!」
と、ちょっとため息。

これ、全部掃除しなきゃいけないの?
しかも、掃除機では巾木の上のホコリはうまく取れません。

うわ~、また拭き掃除しなきゃ
3. 洗濯機まわりは特に汚れやすい!

ここ、なんでこんなに汚れるの?
水しぶきや洗剤の飛び散り、ホコリもたまりやすいんです。
白い巾木だから、ちょっとの汚れもすぐに目立つ!

洗濯機回りは床もグレーなので、グレーにしておけばよかったです!
4. もし建て直すなら…床の色に合わせたい!
今なら、こう思います。
「次に家を建てるなら、巾木は床の色に合わせよう!」
床がナチュラル系なら、同じような色の巾木にすれば、ホコリも汚れも目立ちにくいはず。

設計士さんの提案通り、床色合わせにすればよかった……!
家の中で毎日目にする場所だからこそ、掃除のしやすさや、汚れの目立ちにくさも大事だなと実感しました。
木目の巾木だったら、こちらのミラタップの製品が素敵だと思います!
>>ミラタップ公式サイト

オークの床材なら、タモ材と色が近いと思います
床材がタイルなら、こちらのアルミの製品もすてき。
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5.それでも白を選ぶなら…後悔しないために抑えてほしいポイント
それでも、床の色としっくりくるものがなかったりすると、巾木を白にすることになるかもしれません。
実は、3軒前に住んでいた家の巾木も白でしたが、そこまでほこりは気になりませんでした。
そのときの巾木と、今の巾木を比べて、「こういう巾木なら白でも汚れにくい!」というポイントをリスト化しました。

汚れやすい | 汚れにくい |
---|---|
■厚みがある ■装飾が多い ■直角にカットされている ■表面がペタペタしている | ■平べったい ■装飾は少なめ ■上部が斜めにカットされている ■表面がさらさらしている |
我が家の巾木はこだわりの「造作巾木」で、あとから白に塗装がしてあります。そのため、ちょっと表面がペタペタするというか、ほこりがくっつきやすい質感なんですよね。
また、巾木のカットも直角です。

でも、白の細い巾木、見た目はとってもきれいですよ!
6. まとめ:白い巾木は掃除で後悔するかも?
白い巾木は見た目はとっても素敵だけど、ホコリや汚れが目立ちやすいので、掃除がちょっと大変です。
「暮らしてみて初めてわかることって、たくさんあるんだな~」と、しみじみ思う今日このごろです。
以下の記事は、入居後1カ月の時点での後悔ポイントをまとめたものです。読んでおくと、家づくりの後悔ポイントが減らせます!
