人工大理石浴槽、実は後悔の種?知っておくべきメリット・デメリット

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お風呂は毎日使う大切な空間ですよね。注文住宅を建てる際、浴槽の素材選びは悩みどころの1つです。最近では人工大理石浴槽が人気を集めていますが、一体どんな特徴があるのでしょうか?

FRP浴槽との違いを比較しながら、人工大理石浴槽のメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

人工大理石のお風呂のメリット・デメリットを知っておけば、後悔を防げます!

目次

人工大理石浴槽、実は後悔の種?知っておくべきメリット・デメリット

高級感あふれる質感がFRPとは一線を画す

人工大理石浴槽の最大の魅力は高級感ある質感です

ショールームでFRP浴槽と並べて見比べると、その違いは一目瞭然です。人工大理石は、アクリル樹脂やポリエステル樹脂に無機物を混ぜた素材でできています。手触りも滑らかで、浴槽に浸かった時の肌触りが非常に良いんです。FRP浴槽にはない上質な雰囲気を演出できるのが人工大理石の魅力ですね。

人工大理石なら、ホテルのようなラグジュアリーな雰囲気が出せそう!

デザイン性の高さから、人工大理石は高級感のあるお風呂作りにぴったりなんです。

汚れにくく、お手入れが簡単

人工大理石のもう1つのメリットは、お手入れのしやすさです

FRP浴槽に比べて、表面に汚れや傷が付きにくい素材なんです。お風呂は湯垢や皮脂で汚れやすい場所。でも人工大理石なら、お手入れが簡単で綺麗な状態を保ちやすいです。経年劣化の影響も受けにくいので、長く使えるのもポイント高いですよね。

毎日のお手入れが面倒だと思っていたけど、人工大理石なら楽チンそう。掃除が苦手な私にもぴったりかも!

お手入れ面でも人工大理石は優れた素材です。

豊富なカラーバリエーションで自分好みに

人工大理石の魅力は、高級感と汚れにくさだけではありません。カスタマイズ性の高さも大きな魅力の1つ

メーカーごとに様々な個性を持った人工大理石が販売されていて、カラーバリエーションも豊富なんですよ

好きな色の浴槽が見つかるかな? ブルーやグリーンなど、爽やかな色合いが欲しい!

あなたのイメージにぴったりの色が見つかるはずです。浴室の雰囲気に合わせて、自分好みの人工大理石を選べるのは魅力的ですね。

黒い浴槽がお好みなら、人工大理石がおすすめ!

黒い浴槽を選ぶなら、人工大理石がおすすめです! 黒い浴槽は、質感がモノを言います。また、垢などの白っぽい汚れが目立ってしまうので、掃除がしやすいこともポイントが高いです。

TOTOのサザナの場合、FRPの黒い浴槽はありません

人工大理石の浴槽 デメリット3選

追い焚き機能の後付けが難しい

ここまで人工大理石浴槽のメリットを見てきましたが、デメリットもいくつかあります。

1つ目は、追い焚き機能を後から追加することが難しいという点です

人工大理石は表面が硬いため、「穴開け工事」を行うのが難しい素材なんです。追い焚き機能を後付けできないケースが多いんですね。

夫婦でお風呂に入る時間がけっこう違うから、追い炊き機能は必須かも。人工大理石だと後付けできないんだ…

もし将来的に追い焚き機能が必要になりそうなら、最初からつけておくか、FRP浴槽を選ぶのも1つの手かもしれません。

入浴剤の使用に注意が必要

もう1つのデメリットは、入浴剤の使用に注意が必要なことです

人工大理石の浴槽には、市販の入浴剤が使えないものがあるんですね。商品によっては使用可能なものもありますが、事前に確認が必要です。

入浴剤が好きなんだけど、人工大理石だと使えないものもあるんだ。事前に確認しないと…

人工大理石をいためてしまう入浴剤
  • 強酸性の入浴剤
  • 強アルカリ性の入浴剤
  • 硫黄成分がふくまれている入浴剤
  • 色の濃い入浴剤

入浴剤を楽しみたい方は、事前に人工大理石の浴槽に使える商品かどうかチェックしておきましょう。入浴剤の裏面を見ると、注意書きが載っています。

入浴剤はプレゼントでもらうことも多いので、プチ後悔になってしまうかもしれません

価格はFRP浴槽より高め

最後に価格面での違いですが、人工大理石浴槽はFRP浴槽に比べて価格が高めになります。

アクリル樹脂やポリエステル樹脂など、高品質な合成素材を使用しているため製造コストが高くなるんです。

予算を取るか、高級感と掃除のしやすさを取るか……悩みます

差額はいくら?

工務店によっても異なりますが、FRP浴槽と比較して、5万円~10万円くらい高くなることが多いと思います。

予算に余裕がある方や、高級感を重視する方にはおすすめですが、価格面では注意が必要ですね。

まとめ:人工大理石浴槽の特徴を知って、後悔を防ごう!

いかがでしたか? FRP浴槽と比較した人工大理石浴槽のメリットとデメリットを見てきました。

最後に、ここまでご紹介した人工大理石とFRP浴槽の特徴をまとめます。

人工大理石浴槽FRP浴槽
質感・高級感高級感があり、天然大理石に近い質感質感が比較的シンプル
耐久性表面が硬く、傷や汚れが付きにくい。経年劣化も少ない表面が柔らかく、傷や汚れが付きやすい
お手入れ性表面が硬いため、お手入れが簡単表面が柔らかいため、お手入れが比較的面倒
追い焚き機能表面が硬いため、後付けが難しい比較的後付けが容易
入浴剤使用一部の入浴剤が使用できない場合があるほとんどの入浴剤が使用可能
デザイン性豊富なカラーバリエーションから選択可能豊富なカラーバリエーションから選択可能(黒は要注意)
価格FRP浴槽に比べて高価人工大理石浴槽に比べて低価格

人工大理石には、メリットもデメリットもあります。あなたの理想のお風呂作りに合った素材を選んでみてくださいね。

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