せっかく理想の間取りやデザインを決めたのに、見積もりが予算をオーバーしてしまった……
注文住宅を建てようと思うと、ほぼ全員が予算の悩みに直面します。
家の建築費用は年々高くなっているので、2024年の家づくりは本当にお金がかかりますよね。インターネットで見た値段より、友人が建てた値段よりはるかに高くなっていて、驚いているかもしれません。
私たちも、「もっと早く建てればよかった……」と何度も思いました
でも、できるだけ諦めないで、理想の家を実現したいですよね。
この記事では、そんな方に向けて、予算オーバーの状況を乗り越えるための、効果的な交渉術やコスト削減術をご紹介します。
- ハウスメーカーから値引きを引き出す交渉術を知りたい
- コスト削減しても生活の質を落とさない方法を知りたい
- 理想の家を建てたいが、見積もりが予算を大幅に超えてしまう
- コストを削減する方法を知りたい
【注文住宅】見積もりが予算オーバーだったときの交渉術5選
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1. 家にかかるお金の相場を把握する
交渉を始める前に、家を建てる相場の値段を把握しておくことが大切です。
市場価格の相場を把握しておくことで、交渉の際の強力な武器になります!
でも、家を建てるのは初めてだし、相場もよくわからないです…
3社~5社くらい相見積もりを取ることで、「相場」がわかりますよ
それはそうだけど、これから何社も回るのは時間もないし、労力がかかりすぎます…!
資料請求で見積りがもらえるところがあります!
タウンライフというサービスを利用すれば、質問に答えていくだけで簡単に見積もりがもらえます。時間がないとき、本命の会社と比較したいときには特におすすめ。相場観をつかむために、積極的に活用しましょう。
>>【無料】ハウスメーカーに一括で見積もりを依頼する2. 優先順位を明確にする
家族で話し合い、本当に必要な要素と妥協できる部分を明確にしましょう。これにより、交渉の際にどこを譲れるかが明確になります。
耐震性能は譲れないけど、内装はインテリアで工夫すればおしゃれにできるかな
家族で過ごすリビングの広さは譲れないけど、子供部屋は少し小さくてもかまわないかな
3. 具体的な数字を示す
「予算オーバーです」と言うだけでなく、「〇〇万円オーバーしています」と具体的な数字を示すことで、ハウスメーカー側も対応しやすくなります。
150万円オーバーです
150万円は難しいですが、120万円のお値引きだったら上司に交渉してみます。残りの30万は、生活の質を落とさないように、メリハリをつけてコストカットしていきましょう!
4. 営業担当者を味方につける
強引な値引き交渉は避け、営業担当者と協力関係を築きましょう。営業さんも人間です。「力になりたい」と思ってもらえることはとても大切です。
「一緒に解決策を見つけたい」という姿勢で臨むことが大切です
5. 代替案を提案する
単に値引きを求めるだけでなく、「この部分をこう変更すれば費用を抑えられるのでは?」と具体的な代替案を提案することで、建設的な話し合いができます。
トイレと洗面台を近くに配置して、トイレの手洗い場をなくすのはどうでしょうか?
それだと7万円ほど節約できますよ! そのほかには、クローゼットの扉をなくす方法も、一カ所につき6万円ほど節約できます
コストダウンのテクニック
価格交渉は、どれだけうまくいっても、限界があります。ですから、交渉と並行して、以下のようなコストダウンのテクニックも検討しましょう!
- 建物の形状を見直す
- 間取りを最適化する
- 設備・性能を見直す
- 後回しにできるものを見極める
建物の形状を見直す
- 建坪を小さくする
- 総2階建てにして構造材・屋根材を減らす
- 屋根は切妻や片流れなど、シンプルなデザインにする
- 外壁の凹凸を減らす
暮らしやすさを損なわないのに、価格がぐっと安くなる!
間取りを最適化する
- 部屋数を必要最小限に抑える
- 洋室のみにする
- 客室をなくす
- 廊下を最小限にする
- 階段をリビング内に設ける
- 家族用の玄関をなくす
間取りを最適化することで、結果として建坪が小さくて済みます。1坪減らすと坪単価分安くなります
設備・性能を見直す
- 水回りの素材のランクを下げる
- 太陽光発電システムの導入は慎重に検討する
- 照明やエアコンを自分たちで手配する
- 無垢床を突板に変更する
キッチンもI型にしたり腰壁をつけたりすることで、コストダウンできます
後回しにできるものを見極める
これらの方法を組み合わせることで、大幅なコストダウンが可能になります
【注文住宅】価格交渉時の注意点
最後に、注文住宅の価格交渉をするときに、気を付けたいポイントをご紹介します。
- 1.値引きだけで判断しない
- 2.無理な値引き交渉は避ける
- 3.タイミングを見極める
-
間取りプランの具体的な提案があった後が、ベストなタイミングです。
価格交渉は契約前に!
- 4.オプションを見直す
-
テレビ台は造作じゃなくて既製品にしようかな
- 5.メリハリをつけて投資する
-
来客時に目に入る部分と、家族だけが使う部分でメリハリをつけることも効果的です。ちなみに、断熱性・耐震性能などの家の性能部分は、建築後には対応できない部分なので、削らないほうがよいです。
見積もりが予算オーバーだったときの交渉術まとめ
見積もりが予算オーバーになったとしても、諦めずに交渉したり、コストダウンをすることで、希望のハウスメーカーで家を建てられる可能性が高まります。
ポイントは以下の通りです。
- 複数の見積もりを取り、市場価格を把握する
- 優先順位を明確にし、具体的な数字を示す
- 営業担当者と協力関係を築き、建設的な提案をする
- コストダウンのテクニックを活用する
- 交渉時の注意点を守り、品質と信頼性のバランスを取る
家の建築費用は年々高くなっているので、2024年の家づくりは本当にお金がかかります。
でも、できるだけ諦めないで、理想の家を実現したいですよね。
ここでご紹介した交渉術やコストカット術が、家づくりの役に立てばうれしいです。特に、相見積もりを取って市場価格を把握するのは、できるだけ早いタイミングで行っておくとよいですよ。
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ちなみに、一条工務店は価格交渉による値引きを行いません。一条工務店で少しでも安く建てたい方は、一条工務店が用意したキャンペーンや値引き制度を活用しましょう!
詳しくは以下で解説しています。
もし、「なんとなくこのくらいかな」で予算を決めているとしたら、注意が必要です。まずは、現時点の収入や将来計画に基づいて、適切な予算を設定することから始めましょう。