新築なのにダサい!? 内装で後悔しない6つのポイント

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巾木は目立たせない

巾木と廻り縁が太くて目立つと、古っぽい、ダサい印象の家になってしまいます

巾木って何ですか?

巾木(はばき)とは、壁と床のすき間をかくす細い板のことです。
掃除のときに壁が汚れにくくなるように、壁の下に取りつけて保護する役割があります。

巾木は部屋に占める面積はほんのわずかですが、部屋の雰囲気を大きく左右します

これは先ほどと同じ画像ですが、左のほうが巾木に存在感がありますね。右のおうちは、白くて細い巾木が使われています。

左のおうちは天井側にも巾木のようなものがついていますね。これを廻り縁といいます。最近の住宅ではあまりみかけないので、古く見えてしまいがちなポイントです。

太い巾木は、実はちょっと難易度が高め。フレンチカントリーなどの海外風の家を目指すなら「太くて装飾のある巾木」もありですが、簡単におしゃれな部屋を目指すなら、巾木は「目立たせない」のがポイント。

最近のおうちは、巾木が目立たないものがそもそも標準仕様のことが多いですが、もし中古戸建てをリフォームするなら、巾木は見逃せないポイントです。

巾木の選び方
  • できるだけ細くする
  • 壁の色とあわせる
  • 床の色とあわせる

ドアなどの建具の色はそろえる

簡単におしゃれな家を作りたいのなら、土台はできるだけシンプルにしておくのが安全です。ドアなどの建具は、シンプルな単色にしましょう

「ダサい家にしたくない!」と思っているなら、色の数は「モノトーン」と「木の色」が最適解

このときに注意したいのは、ドアや床などの木目の色がバラバラになってしまうこと。

ドアの色も高さもバラバラ

写真はまだ家具が入っていませんが、ここに家具が入ると色数がどんどん多くなってしまい、統一感を出しにくくなります。

本物の木であれば多少の色の違いも味に見えますが、シート素材は色がちぐはぐになりやすいです。

個性を出したり、お気に入りの色をいれるのはインテリアで十分

床材が本物の場合、ドアがシート素材だと偽物感が強く出てきてしまうので、シンプルな白・黒・グレーなどのドアがベスト

円盤型シーリングライトは「ダサい内装」の鉄板

昔からよく使われる丸いシーリングライト。これもダサく見えてしまう大きな要因です。

シーリングライトではなく、ペンダントライトや、ダウンライト、さらに上を目指すなら間接照明を取り入れましょう!

もう採用してしまった方

これは心配無用です。円盤型のシーリングライトではなく「ペンダント型」「シャンデリアっぽいもの」「木枠などのデザイン性のあるもの」などを選びましょう

おすすめのブランド
>>ARTWORK STUDIO モダン系やインダストリアル系
>>CTSHモダン系・ナチュラル系

画像に映っている照明は3つともシーリングライトですが、円盤型から左のようなデザイン性のあるものに変えるだけでぐっとおしゃれな空間になります。

照明計画をしっかりとすると、めちゃめちゃおしゃれな家になります。さらに上のおしゃれハウスを目指す方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

そのほか細々した「ダサいポイント」

こだわりすぎた「かわいい」リモコンニッチ

SNSを見ているとかわいいリモコンニッチ、ありますよね。

  • 家の形のかわいいリモコンニッチ!
  • リモコンニッチにはお気に入りの壁紙♪
  • リモコンニッチに小物も飾れる♪

たしかにかわいいけれど、残念ながら、おしゃれの難易度は高いです。

そもそもリモコンニッチは、ごちゃごちゃしたリモコンを一カ所にまとめてすっきりさせるためのもの。

かわいい壁紙を張ったり、家形にしたりしたら目立ってしまいます

リモコン類や操作パネル、目立たせたいですか?

かわいいニッチを作りたいのなら、リモコンニッチとは別に用意するのがよいと思います。

予算に限りがあるなら、リモコンニッチはいりません。お気に入りのおしゃれなニッチだけ用意すればいいのです。

おしゃれなニッチを作りたければ、リモコンニッチとは別で作りましょう

機能性重視の「標準手すり」

標準の手すりは安全性重視で機能的なもの。でもそれだけに、ダサさはいなめません。

特に金具が目立つにゃ……

おしゃれにこだわりたい方や、リビング階段を採用する方は、ぜひ手すりもこだわってみてください。

まとめ:シンプル&本物こそ“センスのある家”への近道

今回は、素人でも簡単におしゃれな家が作れるコツをご紹介しました。

もちろん「機能的で合理的な家がいい」という方もいますし、ここで紹介した「避けるべきポイント」が絶対にダメというわけではありません。

また、おしゃれな方は、上記のポイントを無視して作っても、インテリアでめちゃくちゃおしゃれな家が作れたりします。

ただ、「センスに自信がないけど、簡単におしゃれな家を作りたい」という目的があるなら、今日紹介したポイントを押さえておくと安心

おしゃれな家を作りたい方は、いろいろなハウスメーカーの展示場に行くと、インテリアや間取りなど参考になることがたくさんあります

各ハウスメーカーの英知をつめこんだおしゃれハウスが見られる!

私は展示場に行くときには、気に入ったポイントの写真を撮って、素材や寸法などを聞いてメモを取るようにしていました。

「この階段好き!一段の高さはどのくらい?」
「このテラス広々していていいけど、幅はどのくらいなんだろう?」
「やっぱりタイルの壁はいいな」

などなど、このときに展示場で学んだことが家づくりにも生きました!

住宅展示場はいつでも行けますが、本命のハウスメーカーが決まってしまうと、心理的に行きにくくなるものです。クオカードがもらえることも多いので、ぜひ早めに行ってみてくださいね。

特に積水ハウスはハウスメーカーの王者とでもいうべき存在なので、見ておくと勉強になるポイントがたくさんあると思います

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