洗濯機の買い替えにあたって、乾太くんを導入するか、あるいはドラム式洗濯乾燥機にするか悩んでいる方は多いはず。

まずは、比較表で両社の特長をまとめます
ドラム型洗濯乾燥機と乾太くん 比較表
項目 | ドラム型洗濯乾燥機 | 乾太くん(ガス衣類乾燥機) |
---|---|---|
乾きやすさ | 乾燥時間:約90分~162分(5kg) | 乾燥時間:約50分(5kg) |
音の大きさ | 脱水・乾燥時はやや大きめ | 稼働中:約60dbと大きめ |
仕上がりのふんわり感 | ふんわり仕上がるが、ややゴワつくことも | 電気式よりもふんわり感が強い |
その他のメリット | 洗濯~乾燥まで一体、節水、省スペース | 圧倒的な乾燥スピード、生乾き臭が出にくい |
その他のデメリット | 乾燥に時間がかかる、電気代が高め、音が気になる場合あり | 設置にガス工事が必要、設置スペースが広い |

それぞれ詳しく解説します
乾太くんのほうが早く乾く? 乾燥時間の比較

乾太くんはガスの力で一気に高温で乾かすので、とても早く終わります。

ドラム式乾燥機は、乾くまでの時間に差がありますね?

メーカーによっても乾くまでの時間に差があります
私が使っていたドラム式はシャープですが、「まだ湿っているな?」と思って2回運転することもあります。ガス乾燥機だと、ほぼないです。一度でしっかり乾きます。

乾太くんは早く乾くので、洗濯物の「イヤなにおい」もしにくいです
※X(ツイッター)で有識者が教えてくれました!感謝です
ドラム式は乾燥機能が低下しやすい

最初はどちらもよく乾くけれど、ドラム式のほうはだんだん乾きが悪くなるような気がする……
- 乾燥後のほこりをとっても、取り切れていない
- 手を伸ばしても届かない場所にほこりがたまる
乾燥機能の低下を防ぐには、こまめなメンテナンスが必要です。また、乾燥後のほこりも、手で取るだけでは不十分。定期的にブラシで水洗いするなどの対応が必須です。

乾燥機能に特化したガス式のほうが、乾燥効果が高く、長持ちするなあという印象です
乾太くんはうるさい? 音の大きさ比較

ドラム型洗濯乾燥機は、脱水や乾燥のときに少し大きな音が出ることがあります。
夜遅くに使うと、音で眠りにくいということもありえます。

うちは夫が音に敏感なタイプなので、ドラム式の乾燥機は夜にはできるだけ回さないようにしています
乾太くんは、使っているときの音が60くらい。ドラム式よりもやや大きめのようですが、体感としては音の大きさは、ドラム式とあまり変わらないですね…!
人の話し声くらいの音量です
どちらも使用中はクォオオオーという音がしますので、人によっては気になります。
ただ、外への音漏れということを考えると、乾太くんのほうがうるさいようです。
というのも、乾太くんを設置するときには、壁に穴をあけて配管をするからです。穴が開いている分、外に音が漏れやすいです。

乾太くんは、外にも大きな音が漏れるので、ごくまれに、ご近所トラブルになってしまうこともあるようです
乾太くん:9時ころには乾く
ドラム式:11時ころまでうるさい

乾太くんなら、お風呂のあとに回しても、寝る前までに乾きそう!
ポイント3:仕上がりのふんわり感

ただ、体感で言えば、乾太くんなどのガス乾燥機のほうが、ふんわり感は上。ガスの高温で乾かすので、タオルなどがとてもふんわりします。
ドラム型もふんわりしますが、たたき洗いの影響で少しゴワゴワすることもあります。
ただし、どちらも生地を傷めます。しばらく乾燥機を使ったあとに、乾燥機をやめると、タオルがびっくりするほどゴワゴワになります。これは生地が傷んでしまうためです。

乾燥機はふわふわになるけど、やめるとゴワゴワ
その他のメリット・デメリット

ドラム式洗濯乾燥機のメリット&デメリット

洗濯機から乾燥機にうつす手間がいらない!
これって、実はすごく大きなメリットで、たとえばこんなことが可能になります。
- 洗濯→乾燥がボタン1つでできるので、洗濯機を回してそのまま寝てもOK
- 仕事に行く前に洗濯をしたら、帰宅時には乾いている
- 乾燥し忘れて放置する心配がない
乾太くん(ガス乾燥機)のメリット&デメリット
一日の洗濯物の数が多い方の場合、乾燥している間に、2回目の洗濯を回せるのが魅力ですね。
ただ、設置には工事が必要なので、賃貸の人や、マンション住まいの人は、そもそも工事ができないケースもあります。

早くたくさん乾かせるのが一番のメリット
乾太くんか、ドラム式か、我が家はどっちにするべき?
ここまで、乾太くんとドラム式のメリットとデメリットをまとめました。

最後に、こんな人にはこっちがおすすめ!というリストを作りました
- 洗濯物を一度にたくさんまとめて乾かしたい人
- 家事の時短を重視したい人
- タオルや衣類をふんわり仕上げたい人
- 生乾き臭が気になる人
- 洗濯物を外に干したくない人
- ガス工事や設置スペースの確保ができる人
- 洗濯と乾燥を分けて行う手間が気にならない人
- 洗濯から乾燥まで一台で済ませたい人
- 洗濯物を移し替えることを忘れる人
- 洗濯の回数が多く、毎日少量ずつ洗う人
- 設置スペースが限られている人
- ガス工事が難しい(できない)家に住んでいる人
- 洗濯物を移し替える手間を減らしたい人
- 乾燥時間が多少長くても気にならない人
- 電気代よりも手軽さや省スペースを重視する人

生活スタイルに合わせて選ぶとよいですね
当サイト管理人が選んだのは、どっち?
ここまで乾太くんとドラム式の比較を行ってきました。でも、もしかしたらこう思った方もいるかもしれません。

で、あなたはどっち派?

我が家は、乾太くんを導入しました!
というのも、これには経緯があって。
新築当初、「衣類をうつすのが面倒」「初期コストが高い」という理由で、ドラム式を選びました。(というか、マンションで使っていたものを持っていくことにした)

しかし、新築後1年足らずで、ドラム式洗濯機の乾燥機能が故障
修理は7万くらいしますし、故障したのは乾燥機能のみで、洗濯は問題なくできる……。
そこで、乾太くんを導入することにしました。

工事費込みで、23万円くらいでした
我が家のドラム式は、購入してからまだ5年。こんなにすぐに壊れるなら、最初から乾太くんを導入しておけばよかったなとは思います。
あとからの導入は、図面を用意したり、追加で業者さんとやり取りが発生したりと、やはり少し手間がかかります。

ちょっぴり後悔
この記事を読んでいる方は、新築やリフォームを検討中かもしれませんね。
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