今回は、我が家がどうして住友林業を選ばなかったのか、という点をお伝えしていきます。
結論から言うと、以下の4つの点がデメリットで、住友林業さんはお断りしました。(というか話をすすめませんでした)
- 価格が高い
- 営業とあわなそうだった
- 断熱性能が高くはない
- 天井が低い
上記はあくまで、我が家にとってのデメリットです。
価値観やエリア、予算によっては、デメリットではなくなる可能性もあります。
あなたにとっても、このデメリットが致命的にならないかどうか、価値観や立地などを照らし合わせながら読んでみてください。
住友林業で天井高が低くなってしまう理由や、解決策についても解説しています。
特に3階建てを検討している方は必見です
価格が高い:住友林業らしい家にするには追加料金が必要
当時の私たちの予算はたしか3000万くらいだったのですが、予算を伝えるとはっきりと「オプションを絞り込んだら、なんとか収まるかもしれないくらい」と言われました。
私の場合、以下のものを取り入れたかったです!
- 突板の天井
- 木のルーバー
- 無垢の床材
- キッチンハウスのキッチン
- アイアン手すり
- 造作洗面&タイル
このようなこだわりを叶えるためには、3000万円では予算不足でした。
ちなみに、今は更に値上がりをしているのでオプションナシでも3000万円は難しいかと…
予算が合わない場合には、住友林業を諦めて、地元工務店で「住友林業風の家」を作るのもアリだと思います!
営業とあわなそうだった:値踏みされている感じ…
営業さんには3000万円と予算を伝えましたが、正直に言うと、「実際にはもう少し高くてもいいけど、伝えるのはこの金額ね」という「打ち合わせ上の予算」でした。
もちろん、営業さんは探りを入れてきます。
旦那様のご職業は?
土地はありますか?
旦那様はどんなお仕事?
旦那様は…?
夫の職業がどうしても気になるみたいでした。
職業は年収にもつながりますし、「住友林業で建てられるかどうか」は営業さんにとっては大事なポイントです。ですから、聞くのが悪いことだとは思いません。
でも、展示場をふらりと見て、ざっくりとした予算感を知りたいだけだったので、この質問が私は少し嫌だったんですよね……。
営業が長いので少しお話しするとどんな方かわかるのですが、奥様のような方は○○を好まれる方が多いんですよ
なんてふうに言われて、もちろん好意的なことをおっしゃってくれるわけですが、なんとなく値踏みされているように感じてしまいました。
営業さんが悪いわけじゃないけど、なんとなく嫌だったので、「これが合わないってことなのかな」と感じました
断熱性能は高くはない
当時、わたしは暖かい家を建てることを理想としていました。UA値や断熱等級などの情報をインターネットで調べていたので、住友林業さんにきいてみました。
営業さんの回答は、以下のような感じ。
- 断熱等級4で、国が用意した等級の最高ランクだから、十分暖かい
- (一条工務店との対比で)窓を減らしたらUA値が高くなるのは当たり前。上げようと思えばうちも上げられる
本当に断熱等級4で暖かいの?
インターネットで調べると、断熱等級4では性能が高いとは思えません
住友林業は今は等級5が標準ですし、オプションをつければさらに上げることもできると思います。
今なら、住友林業さんも「断熱等級4で十分暖かい」とは言わないはずです。
住友林業を選ばなかった最大の理由:天井が低い
3階建てなので制限が厳しいことは知っていましたが、それでも見学に行ったお家の中には天井高2.7mの家もありましたので、希望は捨てていません。
住友林業の天井高は、最大で3.1メートル。しかしこれは、斜線規制が問題にならない2階建てや平屋の話。
3階建ての天井高はよくて2.3メートルといったところ
それも、1階や3階の天井を低くすることで、ようやく2.3メートルくらいなら確保できるかな、という感じです。
住友林業の売りでもある「ビッグフレーム構法」では、太い柱を使用します。一般的な柱が105mmなのに対して、なんと住友林業で使う柱は560mm。
56cmにゃ!
しかし、一方で……柱が太いと何が起こるかというと……階と階の間の柱も太くなるんですね。柱にスペースをとられてしまうので、その分、天井が低くなります。
今だったら、折り上げ天井などの工夫をすれば見た目の天井高が高くなることもわかりますし、吹き抜けなどの工夫をすることで、天井が2200でも開放感のある素敵な家になることはわかります。
ただ、当時はあまり知識もなかったので、「価格は高いのに天井は低いのかよ……」と思ってしまいました
3階建てで高天井を実現するコツについては、以下でご紹介しています。
住友林業を選ばなかった理由:まとめ
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この記事では、我が家が住友林業を選ばなかった理由を紹介しました。
- 価格が高い
- 営業とあわなそうだった
- 断熱性能が高くはない
- 天井が低い
理由は複数ありますが、当時決定打になったのは、「住友林業では天井高が高い家は苦手だ」ということです。
住友林業の展示場には私一人で行ったので、夫は何も見ていないし、話も聞いていないんです。(夫は面倒くさがって行きたくないと言っていた)
今の家には大満足!ですが、比較不足は、ちょっとした後悔(?)につながっているのかもしれません。
やっぱり比較は大事!!
価格交渉をするなら、相場を抑えておくと圧倒的に有利。 インターネットで見る「坪単価」はエリアや時期によって、30万以上変わることもあります。(我が家はそうでした)
タウンライフというサイトを使うと、「価格相場」がしっかりわかって、オリジナルの間取りまでもらえるので、家づくりの最初の一歩にもぴったりです。スマホから3分で申し込めるので、さくっと相場を把握するのに便利
注文住宅の価格交渉術は、以下のページで詳しく解説しています。