憧れだった住友林業を選ばなかった4つの理由【体験談あり】

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私は結婚当初から、住友林業に強い憧れがありました。

子どもが生まれてすぐのころだったと思います。実家の近くで母と歩いていたら住宅展示場があったんです。家を建てる予定はまったくなかったのですが、母と一緒に中を見せてもらいました。

そのときの住友林業のおうちが、それはそれは素敵だったんです!!

いつか家を建てるなら、住友林業がいいな……!

ほかにも2~3社展示場は見たのですが、覚えているのは住友林業だけ。それだけ、住友林業さんに運命を感じていました!

そんな私がどうして住友林業を選ばなかったのか、その理由は、ずばり以下の4つです!

  • 価格が高い
  • 営業とあわなそうだった
  • 断熱性能が高くはない
  • 天井が低い

上記はあくまで、我が家にとってのデメリットです

価値観やエリア、予算によっては、デメリットではなくなる可能性もあります

あなたにとっても、このデメリットが致命的にならないかどうか、価値観や立地などを照らし合わせながら読んでみてください。

住友林業で天井高が低くなってしまう理由や、解決策についても解説しています。

目次

価格が高い:住友林業らしい家にするには追加料金が必要

10年前に住宅展示場を見たとき、私は価格相場のことなどは一切知りませんでした。

だから、「住友林業は高い!」ということは、本格的に家探しを始めて初めて知りました。

住友林業が高いと知って、「やっぱりいいものは高いんだな」と思いました……

当時の私たちの予算はたしか100平米3000万くらいだったのですが、予算を伝えるとはっきりと「オプションを絞り込んだら、なんとか収まるかもしれないくらい」と言われました。

でも、「住友林業にするなら、ぜひ入れたいもの」ってありますよね!

私の場合、以下のものを取り入れたかったです!

  • 突板の天井
  • 木のルーバー
  • 無垢の床材
  • キッチンハウスのキッチン
  • アイアン手すり
  • 造作洗面&タイル

このようなこだわりを叶えるためには、3000万円では予算不足でした。

ちなみに、今は更に値上がりをしているのでオプションナシでも3000万円は難しいかと…

明らかに予算が合わない場合には、住友林業を諦めて、地元工務店で「住友林業風の家」を作るのもアリだと思います!

営業とあわなそうだった:値踏みされている感じ…

営業さんには3000万円と予算を伝えましたが、正直に言うと、「実際にはもう少し高くてもいいけど、伝えるのはこの金額ね」という「打ち合わせ上の予算」でした。

だから、ネックが価格だけなら、頑張って住友林業で建てたかもしれません。(実際に建てた金額は3000万ではとうてい収まらなかったですし……)

もちろん、営業さんはお客さんの伝える予算が「本当に限界なのか」探りを入れてきます。

営業さん

旦那様のご職業は?
土地はありますか?
旦那様はどんなお仕事?
旦那様は…?

夫の職業がどうしても気になるみたいでした。

でも、展示場をふらりと見て、ざっくりとした予算感を知りたいだけだったので、この質問が私は少し嫌だったんですよね……

職業は年収にもつながりますし、「住友林業で建てられるかどうか」は営業さんにとっては大事なポイントです。ですから、聞くのが悪いことだとは思いません。

営業さん

営業が長いので少しお話しするとどんな方かわかるのですが、奥様のような方は○○を好まれる方が多いんですよ

なんてふうに言われて、もちろん好意的なことをおっしゃってくれるわけですが、なんとなく値踏みされているように感じてしまいました。

営業さんが悪いわけじゃないけど、なんとなく嫌だったので、「これが合わないってことなのかな」と感じました

ただ、「営業が合わないから住友林業はやめた」というのは少しもったいないと思います。支店にお願いして担当営業さんを変えてもらった方もいるようですよ

断熱性能は高くはない

当時、わたしは暖かい家を建てることを理想としていました。UA値や断熱等級などの情報をインターネットで調べていたので、住友林業さんにきいてみました。

営業さんの回答は、以下のような感じ。

  • 断熱等級4で、国が用意した等級の最高ランクだから、十分暖かい
  • (○○工務店との対比で)窓を減らしたらUA値が高くなるのは当たり前。上げようと思えばうちも上げられる

本当に断熱等級4で暖かいの? 

断熱等級4では暖かいとは思えません

当時の私は素人調査の結果「G2くらいあるといいらしい!」と思っていたので、等級4は正直不満でしたし、「等級4で暖かい」という営業さんの言葉に不信感を持ちました

住友林業は今は等級5が標準ですし、オプションをつければさらに上げることもできると思います。

今なら、住友林業さんも「断熱等級4で十分暖かい」とは言わないはずです。

住友林業を選ばなかった最大の理由:天井が低い

そして、住友林業を選ばなかった最大の理由は、ずばり……天井が低かったことです

えっ?住友林業って、天井低いの? 最大で3m以上あるって聞いたけど?

そうです。通常であれば、住友林業の天井高は2400ありますし、オプションで3100くらいまで高くできます。

通常であれば……

ただ、我が家は狭小地で、斜線規制が厳しいエリアだったのです

そして、住友林業は規制の中で天井を高くすることは苦手なのです

住友林業の天井高は、最大で3.1メートル。しかしこれは、斜線規制が問題にならない2階建てや平屋の話。

3階建ての天井高はよくて2.35メートルといったところ

それも、1階や3階の天井を2.15mや2.2mに低くすることで、ようやくリビングが2.35メートルくらいなら確保できるかな、という感じでした。

これには原因があります。

住友林業の売りでもある「ビッグフレーム構法」では、太い柱を使用します。一般的な柱が105mmなのに対して、なんと住友林業で使う柱は560mm。

56cmにゃ!

そのため、居住空間がせまくなってしまうのです

柱が太いと何が起こるかというと……階と階の間の柱も太くなるんですね。柱にスペースをとられてしまうので、その分、天井が低くなります。

これが、斜線規制のある土地で3階建てを建てるときには、大きなデメリットになってしまいます

今だったら、折り上げ天井などの工夫をすれば見た目の天井高が高くなることもわかりますし、吹き抜けなどの工夫をすることで、天井が2200でも開放感のある素敵な家になることはわかります。

ただ、当時はあまり知識もなかったので、「価格は高いのに天井は低いのかよ……」と思ってしまいました

ちなみに、「細い柱複数本で代用したこともある」とのことなので、住友林業で建てたい方は営業さんにご相談くださいね

3階建てで高天井を実現するコツについては、以下でご紹介しています。

住友林業を選ばなかった理由:まとめ

この記事では、我が家が住友林業を選ばなかった理由を紹介しました。

  • 価格が高い
  • 営業とあわなそうだった
  • 断熱性能が高くはない
  • 天井が低い

理由は複数ありますが、当時決定打になったのは、「住友林業では天井高が高い家は苦手だ」ということです。

住友林業を選ばなくて後悔してる?

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我が家は結局、設計事務所で家を建てました。私は今の家が気に入っているので、「住友林業を選ばなくて後悔している」ということはありません。

ただ、後悔とは違いますが、夫は「結果的に予算を引き上げたから、住友林業でも建てられたかもね」と言っていました

住友林業の展示場には私一人で行ったので、夫は何も見ていないし、話も聞いていないんです。(忙しいので行きたくないと言っていた)

今の家には大満足!ですが、比較不足は、ちょっとした後悔(?)につながっているのかもしれません。

やっぱり比較は大事!!

やり直せるなら、今度は夫も住友林業さんに話を聞きに行くと思います。

忙しくてなかなか展示場まで行けないというかたは、資料請求の要領で各社の「間取り」や「見積もり」をもらえる「タウンライフ」というサービスがあるので、活用してみるとよいです。

ただし、このサービス、残念ながら住友林業さんは加盟していないようです。

なので、住友林業は直接行って、資料請求は勉強用の資料集めにおすすめ

タウンライフを使うメリット
  • 家づくりの相場がわかる
  • 相場がわかるから、価格交渉も有利になる
  • 間取りももらえて、参考になる
  • 家づくり本がもらえるので、家づくりで失敗しにくい!

特に、相場がわかる、競合他社の見積もりがもらえるというのは、見逃せないメリット。

というのも、住友林業は、価格交渉次第で大きく値引きをしてくれるハウスメーカーなんです!

ですから、資料請求で各社の価格や間取りをもらっておくと、価格交渉も圧倒的にスムーズにいきます。

「どんなハウスメーカーが提携しているの?」など、より詳しい情報は、公式サイトで確認できます。

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