【価格でだまされた】我が家が一条工務店をやめた理由3つ【実体験】

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この記事では、我が家が一条工務店で「価格でだまされた」と感じた理由を書いています

このブログを読んでいるあなたには、こんな風に「だまされた」と思ってほしくありません。営業さんとのあいだにトラブルがあると、せっかくの家づくりが楽しくなくなってしまいます。

ですから、仮契約前に、最後までこの記事を読んでみてください。

目次

【価格をだまされた】我が家が一条工務店をやめた理由3つ【実体験】

私たちが家を建てるにあたって、最初に足を運んだのが、一条工務店でした。

一条工務店は、今とても人気がありますし、インスタグラムでも素敵なおうちがたくさんあります。しかも、性能もめちゃくちゃよくて、価格もそこまで高くないらしい。

住宅展示場に行って、仮契約もしました。実は、営業さんも最高にいい人で、できる方(説明が的確で、誠実でレスポンスが早い)だったのです。

けれども結果としては、仮契約を破棄して、別の住宅会社で家を建てました

我が家は以下の3つの理由で、一条工務店をやめました。

一条工務店を選ばなかった理由
  • 最初にきいていた価格と違った(辞めたい度40%)
  • エリアとの相性が最悪だった(辞めたい度90%)
  • もっと自分たちにあう工務店を見つけた(辞めたい度100%)

一気にやめると決心したわけではなく、少しずつ理由が重なっていって、結果的に辞めたい度が100%になって、仮契約を解約した、という流れです。

それぞれ詳しくご説明します。

一条工務店を辞めた理由1:最初にきいていた価格と違った(辞めたい度40%)

価格が高かった

一条工務店と言えば、「低価格なのに高品質」というイメージのハウスメーカーです。ところが、実際の坪単価は我が家の場合、100万以上でした。

それだったら、他のハウスメーカーや工務店を検討してもよいと思いました

だまされた!?「3000万で建つ」は嘘だった

当初、一条工務店の営業さんは「100平米3000万未満で建てられますよ! 2800万くらいだと思います」と言っていました。ところが、実際に出てきた見積もりは、3800万円……。

面積も少し広くなっていましたが、それを差し引いても、最初の金額と違いすぎます

「『できる営業』ならこんなに金額が跳ね上がることはないんじゃない?」と思われるかもしれませんね。

営業さんはもちろんだますつもりはなく、準防火地域だったことや、前面道路が狭かったこと、3階建てだったことなど、想定よりも面積が広くなったことなどで、見積もりが思っていたよりも高くなったのでしょう。

準防火地域のため2万円のオープンステアがいれられませんでした。一般的なスケルトン階段をいれるため、200万くらい高くなってしまったという事情もあります

お金を払う前のことだったので、「嘘つき」とまでは言いませんが、「話が違う」とは思いました……

辞めたい度はすでに40%まで高まっていましたが、一条で建てる可能性が残っていたので、この時点で100万円をあずけ、仮契約をしました。

価格は思っていたより高かったですが、営業さんも想定より高くなってしまったことを真摯に謝罪してくださいました

一条工務店に限らず、建築価格はこの3年間、値上がりを続けています。一条工務店はインターネット上では「坪65万」とも言われていますが、2024年現在では、その価格では建たないと思います

一条工務店を辞めた理由2:エリアとの相性が最悪だった(辞めたい度90%)

ところが、仮契約後に「辞めたい度」はさらに上がりました。

一条工務店は、もともと地方のハウスメーカーですよね。寒いエリアで、広い敷地にどーんと建てるなら、とてもよいメーカーだと思います。

しかし、我が家が建てるのは都内の狭小地……

そのため、以下のような土地になる可能性が高かったのです。

我が家の候補地
  • 前面道路が狭い
  • 高さ制限がある
  • 3階建て
  • 間口が狭い
  • 防火地域・準防火地域

これらはすべて、一条工務店が苦手とする要素でした……。

一条工務店で想定される対応
  • 前面道路が狭い→追加料金または建てられない
  • 高度地区である→天井高を低くすることはできない
  • 3階建て→天井高が低くできないので、3階部分が建てられないこともある
  • 間口が狭い→建物間口4.5m未満は建てられない
  • 防火地域・準防火地域→シースルー階段NG

2回ほど候補地で簡単な間取りを描いてもらったところで、「一条では相性が悪すぎる」ことに気が付きました。

ここに来て、一条を辞めたい度は一気に90%にまで高まりました

一条工務店を辞めた理由3:自分たちにあう工務店を見つけた(辞めたい度100%)

最後の決定打は、自分たちにもっと合う工務店を見つけたことでした。

私たちが見つけた工務店は、エリアにぴったりの地元工務店でした。

こんな工務店
  • 間口が狭くても対応してくれる
  • 価格も控えめ
  • デザインがおしゃれ
  • 天井高などの自由がきく

この工務店を見つけたときに、「一条工務店で建てることはない」と思ったので、仮契約を解約しました。

正直、性能は一条工務店のほうが圧倒的によいです。

でも仕方がなかったんです。一条工務店では建たないんですから! これだけ住宅密集地なのに、あたりには一軒も一条工務店らしき家は見当たりません。(一条工務店の家は外観を見ればわかりますから……)

今でも一条工務店の性能には惹かれますよ

【価格でだまされた】我が家が一条工務店をやめた理由まとめ

我が家は、ご紹介した3つの理由から、一条工務店で建てることは諦めました。

  • 思っていたほど安くなかった
  • エリアとの相性が最悪だった
  • もっと自分たちにあう工務店を見つけた

一条工務店をやめてよかった?

我が家の場合は、「一条工務店をやめてよかった」と思います。

土地との相性が悪すぎました

結果的には、違う建築会社を選びましたが、一条工務店の営業さんは、私たちが会った営業さんの中でナンバーワンだったと思います。住んでいる場所が違ったら、結果は違ったと思います。

営業さんは、返信も早く、やり手で、熱心で、誠実という印象

価格ははねあがったけれど、わざとではなかったと思うし、仮契約前にきちんと説明してくれましたよ

この記事を読んでくださっている方は、もしかすると、一条工務店で仮契約をしようとしているかもしれませんね。

我が家は仮契約をしたときに、一条工務店に100万円をあずけました。解約したときに戻ってきたお金は、いくらだったでしょうか。以下の記事で公開しています。仮契約のチェックリストも作りましたので、ぜひ契約前に目を通してみてください。

ほかにも一条工務店の記事を多数執筆しています。

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