住友林業では、年収が低いと相手にされないと聞いて、おびえています。年収いくらなら、話を聞きに行ってもいいでしょうか?
実は、「住友林業で相手にされなかった」という話はちょいちょい聞きます。
結論から言うと、住友林業で家を建てる目安は、世帯年収550万円以上です。
それでは、以下で詳しく解説していきます。
住友林業で家を建てられる年収目安【坪数別】
こちらの記事によれば、住友林業で家を建てる場合の平均価格は、4000万を超えています。平均値が約4150万で、広さは約123平米ですから、坪単価に換算すると約110万円です。
インターネットで調べる坪単価よりも高いですね。円安や物価高の影響かもしれません
一方、借りられるローンは年収の5倍と言われています。それをもとにざっくり計算してみると、以下のようになります。(※土地がすでにある場合を想定しています)
建坪 | 建物価格 | 想定世帯年収 |
---|---|---|
25坪 | 2750万円 | 550万円 |
30坪 | 3300万円 | 660万円 |
35坪 | 3850万円 | 770万円 |
40坪 | 4400万円 | 880万円 |
住友林業の門前払い【体験談】
住友林業で門前払いが起きているのは、最初の時点で「見込みの高い顧客」を絞り込んでいるからだと思われます。
実際に妻が展示場に足を運んだ時には、以下のようなことを聞かれたと言っていました。
- 夫の職業
- 土地の有無
- 建物予算
住友林業は、ブランド力のある高級ハウスメーカーです。建物予算や、収入の情報を聞き出し、住友林業で建てることができるかどうか、ふるいにかけているのでしょう。
建物予算は〇〇万円です
オプションを最小限にしても、○○万円は超えてしまいますね
ちなみに、旦那さんは何のお仕事をされているんですか?
このような対応をされると「門前払いされた」と感じてしまうのも無理はありません。
職業はにごしましたが、時間をおいて再びきかれました。さすがに年収までは聞かれませんでしたが、値踏みされている印象はありました……
相手にされない要素3つ
展示場で相手にされない人には、特徴があるようです。
1人で来ている
住宅業界あるあるかもしれませんが、特に女性の場合、「決定権がない」と思われてしまうことが多いようです。
残念ながら、「夫が大黒柱」「決定権は夫」という思い込みがある営業だったのかもしれません。対応自体は丁寧だったようですが、妻はあまりいい印象を持たなかったようです。
次回は旦那様もぜひ一緒に!
予約をしていない
やはり、あらかじめ予約をして、スケジュールを確保している客のほうが、成約の見込みも高いです。
ハウスメーカーの価格帯と予算が合わない
ハウスメーカーが気にしているのは、「年収」ではなく、「買うことができるかどうか」です。
ハウスメーカーの価格帯と予算が離れている場合には、「見込みがない」と判断されてしまいます。
相手にしてもらうためにどうする?
「門前払いされるのはキツイ……」という方は、以下の3点を心がけましょう。
- 夫婦で行く
- 予約をしてから行く
- 予算を決めておく
アポなしで一人で行ったのは、よくなかった……
予算を抑えて、住友林業風を建てる方法
住友林業は高い。でもやっぱり、いい。憧れる。なんとかならない?
我が家も正直「住友林業は高い」と感じました。家族で旅行に行く余力も残しておきたいし、ローンでいっぱいいっぱいになってしまう生活は避けたいですからね。
当時土地探し中だった我が家。妻が不動産仲介さんに話しました。
住友林業さん素敵だけど、すごく高かったです~
和モダンな感じがお好きなんですか? おすすめの工務店さんありますよ。住友林業の下請けで建てているところなので、そっくりにできますよ
えっ!!!?
そうです、住友林業の家を建てるのは、実際は下請けの工務店さん。その工務店にうまくアプローチできれば、住友林業風の家が、はるかにお安く手に入るんです。
そんな工務店を探す方法は3つ。
- 不動産仲介にきく
- 資料請求をする
- 注文住宅の窓口に行ってきく
正直、インターネットで探すのは難しいと思います。
下請けの工務店は、営業力がないから下請けなのです……。HPもないかもしれません
資料請求については、以下のコラムでご紹介しています。工務店の選び方を工夫することで、大きく節約できる可能性がありますよ。
工務店で住友林業風の家を作るコツはこちらで考察しています。