こんにちは! 今日は、3階建ての間取り例と、その暮らしぶりをご紹介したいと思います。
今日ご紹介するのは、3階に3部屋がある間取り。狭小地で3階3部屋にすると、だいたいこんな感じになります。
- 3階に主寝室+子供部屋2つ
- 2階にリビング
- 1階にビルトインガレージ
- 1階にお風呂
- トイレは1階と2階
- 1階に和室や書斎を作れるかも
「3階に3部屋」間取りの解説
3F:主寝室+子供室2つ
3階に3部屋がある間取りのメリットは、4人家族がみんな同じフロアで眠れること。リビングのある2階と、寝室のある3階が主な生活空間となり、2階建てにかなり近い感覚で暮らすことができます。
3階建てでは、3階は子供室のみということも多いのですが、その場合、3階を利用するのは子供のみになってしまいます。3階に主寝室があることで、大人も3階を利用することができます。
3階は、風通しも日当たりも最高。3階建てでもっとも質のいい空間です!
ただし、狭小地で3階に3部屋作ると、3階は部屋でいっぱいになってしまうことが多いです。トイレなどを取るスペースはないことが多く、必然的にトイレは1Fか2F(またはその両方)に設置することになります。
夜、トイレに行きたくて目覚めたときには、階段を降りなければいけません。その点は、デメリットかもしれませんね。
5人家族でも子供部屋が3つとれますね!
1F:ガレージ+風呂+予備室
3Fに3部屋とれるような敷地の場合、1Fには、ビルトインガレージと水回り(お風呂とトイレ)を設置しても、少しスペースが余ると思います。
ですから、1Fにもう1部屋作ることができる場合が多いでしょう。
2階、3階が主な生活空間になりますので、1階は、プライバシー性の高い空間です。客間としてお客さんに泊まってもらうのにも最適ですし、集中したいときの仕事部屋にもおすすめです。
また、5人家族の場合、3階を子供部屋とし、1階の部屋は主寝室にすることが多いでしょう。
1階に洗濯機と乾燥機を設置するなら、今人気のファミリークローゼットを採用するのもおすすめです。「洗濯→乾かす→たたむ→しまう」という一連の動作が1階で完結します。また、洗面も1階にありますので、洗顔から着替えまでの朝の支度も便利ですね。
2F:広々LDK
水回りと居室を1階と3階に振り分けていますので、2階はまるまるLDKとすることができます。
3階にトイレがないので、夜中のことを考えると、2階にはトイレを設置しておくと安心です。階段からできるだけ近くに設置すると、3階から近く感じられるのでおすすめです。
3階に3部屋の間取りの注意点
「3階に3部屋」は、2階建てに近い暮らしができるメリットの多い間取りですが、注意点もあります。
それは、どんな土地でもこの間取りができるわけではない、ということです。この間取りを実現するためには、斜線規制がほぼかからない土地でなければいけません。
具体的には、高度規制のない土地か、3種高度地区の土地です。
2種高度地区の狭小地で、この間取りを実現するのは難しいです
まとめ:3階に3部屋は過ごしやすいが、土地の規制に注意
メリット | デメリット |
---|---|
家族の距離が近い暮らし 1階「予備室」の可能性は無限大 広々LDK | 建てられる土地は限られる 夜中のトイレは不便 |
3階3部屋は、2階建てに近い感覚で住めるため、家族の距離が近い暮らしがしたい方にぴったりです。また、将来的に子供が増えたり、在宅勤務になったり、親と同居することになったりしたときにも対応ができる、とても柔軟な間取りです。
また、何らかの事情で家を売りに出す場合にも、この間取りは有利です。なぜなら、3階建ての建売もマンションも、3LDKのことが多いからです。一方で、「書斎がほしい」「子どもが3人」など4LDKの需要は一定数あります。可変性のある4LDKは、買手もつきやすいでしょう。
間取りづくりって、楽しいけど悩みが多い!
3階建てだと、どうしても優先順位をつけないといけないから、私たちもすごく悩みました……!
3階建てにも、いろいろな間取りの可能性があります。
- 2階のすべてをリビングにした広々リビングプラン
- 2階に水回りを集中させた家事楽プラン
- 住宅密集地でも明るい3階リビング
- 斜線規制を上手にかわす半地下プラン
- 開放的なスキップフロア
3階建ての間取りは、平屋や2階建てと比べて、情報が少なくて、インターネットで検索してもほとんど出てこないんですよね……
我が家は、家づくりの初期には、ハウスメーカーでもらった間取りの資料がすごく役に立ちました。
私たちは住宅展示場でひとつずつ資料をもらったのですが、時間もかかったし、あとになって「紹介割引」などが使えないことが判明し、少し落ち込みました。紹介割引って、どこも金額がかなり大きくて、以下のような感じです。
- 住友林業:建物価格の6%(建物4000万として240万円の値引き)
- 一条工務店:30万円のオプションが無料
- 積水ハウス:建物価格の3~4%(建物4000万の場合120~160万円の値引き)
この割引は正直かなり大きいです。住宅展示場に行くのは、紹介者を見つけてからにすればよかったです……
注意したいのは、資料請求だけでも「紹介者割引」を使えなくなるハウスメーカーがあるということです。一条工務店はセーフですが、住友林業はアウトです。
もし一括資料請求するなら、私のおすすめは、タウンライフというサービス。一括資料請求ではSUUMOやライフルホームズが有名ですが、そこと比較するとこんな感じ。
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私の場合は、間取りがたくさん見たかったので、タウンライフがベスト
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